我が国の国民はそんなにゲスなのか?

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7月24日の衆議院予算委員会閉会中審査の冒頭、
自由民主党小野寺五典議員の質問に対して
安倍総理は次のように答弁した。

「李下に冠をたださず、という言葉があります。
私の友人が関わることでありますから、
国民の皆さまから疑念の目が向けられることはもっともなことであります。」

これを聞いて、とても情けない気持ちになった。

平成24年12月に第二次安倍政権が発足して以来
国内経済は株価の上昇、失業率の低減、倒産件数の減少など
長いデフレ不況から上向いている。
特筆すべきは外交安全保障分野で
我が国の立場は、敗戦後72年間でかつて無いほどに強化された。

粉骨砕身職務に励む安倍総理を見ていれば
日本国のために身を捧げていることが伝わってくる。
だからこその60%近い支持率だった。

ところがその人を
「友達に利益誘導しているんじゃないの?」と疑う。
一体この4年間の安倍総理の何を見ていたのだろう?

人は自分の価値観で他者を判断する。

安倍総理に疑念の目を向けている国民は
自分が同じ立場なら、間違いなく友達や親戚に利益誘導するのだろう。
つまりは、安倍総理への疑念はゲスの勘ぐりだと
私は断言する。

しかし、多くの日本国民ってそんなにゲスなのだろうか?
それって本当に情けなくて恥ずかしい。

でも一番情けなかったのは安倍総理だろう。
そこまで「ゲスの勘ぐり」をする国民が多数派だとは夢にも思わなかった。
日本国民のレベルの高さを信じていたから
まさかメディアのでっち上げ攻撃が功を奏するとも思わなかった。

現実は甘くなかった。
これは日本国民のレベルのせいでは無く
マスメディア、特にテレビによる洗脳工作のせいだと見るべきだ。

NHKを筆頭にテレビの言うことは本当だと信じている国民は
特に高齢者や女性の中に多い。
どの局でもどの番組でも
「安倍総理は友達に利益誘導したのに認めない、謝らない、狡い、悪い、信用できない。」
と流し続け
事実や反対意見を一切報道しなければ
それが1ヶ月2ヶ月と続けば
テレビが情報源の人達が洗脳されるのも当然だ。

だが、洗脳は必ず解くことが出来る。
処方箋としては本当のことを知ることである。

だから洗脳されている人には二つの事実を伝えなくてはいけない。
本件の経緯に関する事実
マスメディアが洗脳工作を行っているという事実を。


念のために付け加えると
獣医学部新設で仮に安倍総理が友人の経営する学園を「押した」としても
法律上何の問題もない。
しかも実質的に獣医学部新設の準備が出来ていたのは一校だけ。
作るとなれば加計学園以外に選択肢は無いのである。
(実際には安倍総理はこの件には一切関わっていない。)

法律上何の問題もないことを悪いことだと勝手に決めつけた上で
やったんじゃないのか?
やってないはずがないだろう?
やってないなら証拠を出せ。出せないなら認めろ、責任を取れ。

これが2月の森友学園問題から今に至るまで
野党とマスメディアがやってきたことである。

7月10,24,25日の国会審議における
前愛媛県知事の加戸氏を初めとした方々の説明で
事実はすでに明らかになった。
この事実をまだ知らない人達に広げていこう。


2017.7.24 産経web
【閉会中審査・詳報(1)】
安倍晋三首相「疑念の目が向けられるのはもっとも。足らざる部分あった」 加計学園問題をめぐり、指示は改めて否定

往生際の悪い日本獣医師会?

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「石破4条件の真相」で述べたように
日本獣医師会の政治家への働きかけはえげつない。
政治力を駆使して、52年間も獣医学部新設をさせない一方
水増し入学によって定員930人分の教授陣・施設で1200人の学生を受け入れてきた。
本来掛けるべき経費を掛けずに、教育の質を低下させて儲けているわけだ。

産業動物(家畜)を診る獣医師の不足が長年の深刻な問題になっている愛媛県が
今治市、加計学園と組んで苦闘10年。
国家戦略特区制度を使ってようやく岩盤規制を突破した。

ところが「一点の曇りも無い」ことを、
マスメディアと野党が安倍政権攻撃の材料にでっち上げた。
日本獣医師会がこれに便乗して
週間文春に会議の議事録を持ち込んだ。
山本大臣から公募前の段階で「今治市で決まった」と説明されたという内容だ。
山本大臣は「そんな説明はしていない」と否定している。

これは日本獣医師会が負けた腹いせの嫌がらせなのか?
あるいは今なお獣医学部新設を潰せるという思い上がりなのか?

麻生副総理は獣医師会会長の蔵内氏と親しいそうなので
「いい加減に諦めて、反日勢力を利するようなことは止めておけ。」
と言って下さいって自民党経由でメールしようかと思っていたら
蔵内氏が文春の記事を否定するコメントをした。
(麻生さんに言われたのかもしれないね^^)

京都もあり得るという山本大臣の説明を受けて、
獣医師会からは「何としても一校だけにしてほしい」と要望を出したと説明した。
蔵内会長は「獣医師会と獣医師連盟は別だ。」とも言ったそうなので
文春記事は獣医師連盟の北村氏が、
負けた腹いせに嫌がらせをしたということだろう。

それにしても反日的なメディアの倒閣運動は
止まるところを知らず、恐ろしいことだ。


2017.7.20 産経web
【加計学園 行政は歪められたのか】
山本幸三担当相「2カ月前決定」の獣医師会記録を否定 朝日、毎日の「加計ありき」報道は飛躍

 山本幸三地方創生担当相は20日、国家戦略特区での獣医学部新設計画をめぐり、事業者が決まる約2カ月前に山本氏が日本獣医師会に愛媛県今治市で学校法人「加計学園」の獣医学部を新設する方針を伝えていたなどと週刊文春が報じたことを受け、記者団に「加計学園と特定していない。四国に決めたとは言っていない」と否定した。
 週刊文春は19日夜、山本氏が平成28年11月17日、都内の獣医師会を訪れ、蔵内勇夫会長や顧問の北村直人元衆院議員ら幹部に「今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担」「四国は、感染症にかかる水際対策ができていなかったので、新設することになった」と語ったとする獣医師会の面会記録を電子版で報じた。
 公募で事業者が加計学園に決まったのは今年1月20日。週刊文春は「『加計に決めた』政府決定2カ月前に山本大臣発言 議事録を入手」と報じ、後追いする形で朝日新聞や毎日新聞、東京新聞が20日付朝刊1面トップで報じた。いずれも「加計ありき」を裏付ける証拠との認識だった。
 これに対し山本氏は20日、「加計学園」「四国」発言を否定した上で「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認めることになった」と発言したことを明らかにした。獣医師会は「四国の今治と決めつけたいいぶりで対応していた」という。山本氏は「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したもので、正確ではない」と強調した。
 経緯をたどると、そもそも28年11月17日の時点で「加計ありき」ではない。
 獣医学部新設をめぐっては27年6月の閣議決定「日本再興戦略」で、反対する獣医師会の意見を受け入れる形で新設を困難にする4条件が盛り込まれた。
 28年9月7日には北村氏が内閣府の大臣室を訪れ、山本氏に「4条件を守ってほしい。今治市は負担に耐えられない。あなたは大蔵省出身だから分かるだろう。よく財政状況を検証してほしい」と「今治ありき」で説明を求めた。北村氏は会合での立ち話や携帯電話のメールで再三、山本氏に同様の要請をした。
 獣医学部新設方針は9月16日の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)で事実上決まった。だが、獣医師会の圧力を感じていた山本氏は、WG座長の八田達夫・アジア成長研究所所長らの進言を受け「広域的に-」との条件を付け加え、獣医師会の理解を得ようと考えた。11月9日の国家戦略特区諮問会議でこの条件が追加され、獣医学部新設方針が正式に決まった。
 この時点で、獣医学部新設を提案していた京都産業大(京都市)も排除されていない。その証拠に獣医師会が12月8日に「1校」に限るよう求め、今年1月4日に「1校」と決まって京産大が断念した。抵抗する獣医師会の意向をくんだ結果、加計学園だけに絞り込まれていったのが実態だ。
 今治市が19年から加計学園と二人三脚で獣医学部新設を政府に提案していたことは周知の事実だ。山本氏が28年11月17日に獣医師会に今治市の状況を説明した際に名前が出ても不自然ではないが、山本氏は20日、「十分注意して『事業実施主体』という言い方で徹底していた」と強調した。
 山本氏が獣医師会の求めに応じて説明した場面を切り取って「加計ありき」とするのは飛躍ではないか。24、25日には安倍晋三首相が出席する衆参予算委員会の閉会中審査が控える。政府関係者はこう語った。
 「国会審議の論点となるよう、獣医師会とメディアが組んで印象操作を仕掛けてきたのだろう」(沢田大典)

 山本幸三地方創生担当相が20日、記者団に語った説明の概要は次の通り。

 昨年11月17日の日本獣医師会との会合で、私から「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認めることになり、パブリックコメントを始めることになった。申し訳ないがご理解いただきたい」と発言した。これに対し、獣医師会側は「それは当然、四国の今治」と決めつけた言いぶりで対応していた。
 記事で会合の概要というのが出ているが、この獣医師会側の思い込みと、私の発言を混同したものであり、正確ではない。
 また、私からは「京都もあり得る」と述べたところ、獣医師会側は「進めるのであれば今治市のみであることを明記してほしい」との発言もあった。
 今治市の財政状況については従来、北村直人(日本獣医師会)顧問から調べるよう要請があり、今治市に聞いたところを概略説明した。その際、あくまでも公募が大前提であるため「事業実施主体」といった表現をしており、加計学園と特定して言ったことは全くない。京都の財政状況は話題にもならなかった。
 「四国に」ということを切り取られてメモが出たことは正確ではない、残念だ。私は京都もあり得るとはっきり言っており、向こうからは「それは困る」という話もあった。
 11月17日以降、私が「京都もあり得る」ということを言ったことに(獣医師会側が)危機感を覚えたのか、「1校にぜひしてくれ」というように強くまた要請してきた。

 日本獣医師会の北村直人顧問が7月に産経新聞の取材に答えた内容の概要は次の通り。

 山本幸三地方創生担当相と正式に会ったのは昨年9月7日。私は「今治は非常に負債が大きい。今治が負担に耐えられないことになるから、そこは十分に検証してほしい。大蔵省出身でしょ?」とお願いした。
 山本氏は「よく分かった。(獣医学部新設の)4条件はきちっと検証する。財政的な部分はしっかり見なければならない」と言った。9、10月に他の代議士のセミナー会場で山本氏に会う度に「4条件頼むね。今治の」と伝えた。11月9日に(広域的に獣医学部がない地域に限り新設を認める決定をした)国家戦略特区諮問会議が開かれているなんて知らなかった。
 11月17日に山本氏が日本獣医師会に来て「作ることになってしまった」「今治は土地を無償で提供する。それが36億円に換算でき、積立金が50億円ある。愛媛県は25億円負担してもいいと言っていて、今治にしたい。四国は大学がないので四国だ」と言った。私は「ダメです」と言い、9日の諮問会議の概要を説明にきたということにした。獣医師会として「特区になじまない。1校でも反対だと言い続ける」と伝えた。
 すると11月18日にパブリックコメントが始まり、「平成30年4月開校」が出てきた。開校できるのは、昨年10月からくい打ちやっていた今治。だから「加計ありき」ではないか。その後、内閣府から「広域的というのは今治だけじゃない」という話があった。
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獣医師会長 山本大臣発言追認
07/21 06:16 FNN

日本獣医師会の会長が、「『京都もあり得る』と言った」との山本地方創生担当相の発言を追認した。
日本獣医師会の蔵内勇夫会長は20日、「四国につくるとするならばという話はしていた。それと京都についても(山本大臣は)言及されていたね」と述べた。
日本獣医師会の蔵内勇夫会長は20日、獣医学部の新設計画をめぐり、2016年11月、日本獣医師会を訪れた山本地方創生担当相が、獣医学部を新設する候補地について、「四国」だけでなく、「京都」も挙げていたと述べた。
さらに、「獣医師会側が1校に絞るよう求めた」と述べ、その時期は、山本地方創生担当相の訪問のあとだったことを明らかにした。
日本獣医師会・蔵内会長は、「山本大臣から報告を受けたあとに、われわれとしては、1校に絞ってほしいという要請をした」と述べた。
獣医師会の蔵内会長と、獣医師連盟の北村委員長の認識が食い違う事態となっている。
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挙証責任

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国家戦略特区制度での獣医学部新設について
「石破4条件が満たされないのに設置が決められ、行政が歪められた。」
と前川・前文部科学省次官とマスメディアが騒ぎ続けている。

公開されている議事録などを読むと、文科省は、
「申請者側が4条件が満たされていることを示さなければならない。」
と主張していたことが分かるが
これは国家戦略特区制度の基本方針に反した主張で、大きな間違い。
文科省側が「満たされていないことを示さなければならない」のである。

平成26年2月25日
国家戦略特別区域基本方針
を読むと、
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2.区域計画の認定に関する基本的な事項
20ページ
③迅速な処理
国家戦略特区制度においては、スピード感が重要であり、区域会議において作成され た区域計画の実行が、内閣総理大臣の認定手続により遅れることがあってはならない。 このため、内閣総理大臣の区域計画の認定手続は、できる限り迅速に行う。 また、関係府省庁の長は、内閣総理大臣が区域計画の認定を迅速に行うことができる よう、速やかに、法第8条第9項に基づく同意についての判断を行い、通知するものと する。
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とあり、認定を迅速に行う、スピード感が重要だと強調されている。
そこで、認定に際して、関係する府省庁が反対するなら、
その理由を反対する側が説明しなければならないと明記されている。

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21ページ
⑤関係府省庁の長が不同意の判断をする場合の取扱い
関係府省庁の長が不同意と回答する場合には、どの部分が法令の規定に適合しないのかについて、具体的な理由を付して説明するものとする。
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がその部分である。

今治市からは石破4条件の中の
「ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要」
があるとの立場で申請がされているのだから
もしも文科省が不同意なら
「具体的な理由を付して説明」しなければならないのは、文科省なのだ。

具体的、
つまり客観的な調査データに基づいた獣医師の需給見通しを示した上で、
そのような需要は無い、となって初めて
文科省としては同意しないと主張できる。

ところが「獣医師が新たに対応すべき具体的需要」があることは
誰の目にも明らかで
データからきちんと需給見通しを算定すれば
需要があることが客観的に裏付けられてしまい
同意せざるを得なくなるのは文科省も分かっていた。
そこで催促されても需給見通しを示さずに、無駄な抵抗を試みた。

文科省が「挙証責任を果たせなかった」とか「敗北した」というのは
こういうことである。

石破4条件は獣医学部新設にとって大きな壁となった。
それでも基本方針に定められた
「スピード感」「反対する省庁の挙証責任」が
その壁を突き破ったのである。

産経新聞の加計学園シリーズ3回目の記事では
民間議員の方々が壁を突き破るために戦った様子が描かれている。


017.7.20 産経web
【加計学園 行政は歪められたのか(下)】
文科省はサボタージュで抵抗しただけ…挙証責任果たせず「白旗」 「ご意向」文書の真意とは?

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる批判が吹き荒れる6月26日、地方創生担当相の山本幸三は内閣府での会合でこう語った。
 「この話は、去年3月末までに文部科学省が挙証責任を果たせなかったので勝負はそこで終わっている。半年後の9月16日に延長戦としてワーキンググループ(WG)で議論したが、そこでも勝負ありだった」
 多数のメディアや野党は、首相の安倍晋三と加計学園理事長が旧知の仲であることから「加計ありきだった」という批判を続けている。その最大の根拠は、内閣府幹部職員が文科省職員に「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと語ったとする同省の内部文書だった。
 ところが、「官邸の最高レベル」という文書の日付は「平成28年9月26日」。この時点ですでに獣医学部新設の議論は決着しており、安倍の意向が働くことはありえない
 では、日本獣医師会の強い意向を受けて、獣医学部新設を極めて困難とする「石破4条件」が27年6月30日の閣議決定「日本再興戦略」に盛り込まれたにもかかわらず、愛媛県今治市の獣医学部新設の特区申請が認められたのはなぜだったのか。
× × ×
 国家戦略特区WG座長でアジア成長研究所所長の八田達夫は「4条件により制限は加えられたが、達成可能だ」と踏んだ。日本再興戦略で「獣医学部新設に関する検討」という文言が明記されていたからだ。
 文科省は、農林水産省による獣医師の需給推計を根拠に「獣医師は足りている」として学部新設や定員増を拒み続けてきた。
 八田はこれを逆手に取った。日本再興戦略を読み解いた上で「成長戦略につながる高度な研究や創薬など新たな部門に携わる獣医師の需要が明らかになれば、クリアできる」と理屈づけたのだ。
 しかも日本再興戦略では「28年3月末までの検討」を農水省や文科省に義務づけた。八田はこれこそ最重要ポイントと考え、WGは両省に「再検討」を求めた
 だが、ここから文科省は猛烈なサボタージュを始めた。八田は内閣府を通じて文科省に検討状況を何度も尋ねたが、期限である「28年3月末」が過ぎても明確な回答はなかった。結局、WG会合が開催されたのは、期限の半年近く後の同年9月16日だった。
× × ×
 WG会合では、新たな部門での獣医師需要について農水省は「特に説明することはない」と関与を避けた。文科省は「各大学で取り組んでいる内容だ」と従来の説明を繰り返した。
 「家畜の越境国際感染症など、これまで対応する必要がなかった部門で需要が出てきた。新たなニーズに対応するマンパワーの増強が必要ではないか」
 「新しい分野も既得権を持った大学の中だけでやろうというのはあり得ない。本来は28年3月末までに検討するはずだったのに、今になって需要の有無の結論が出ていないのは遅きに失している
 委員たちは矢継ぎ早に文科省を攻め立てたが、同省側はひたすら4条件をそらんじるばかりで挙証責任を果たせなかった。そこである委員が詰め寄った。
 「文科省は需要の有無についてちゃんと判定を進めているのか」
 文科省は「わが省だけでは決められない。政府全体で決めてほしい」と需要推計を内閣府に委ねてしまった。事実上の「白旗」宣言だった。山本の言う「勝負あり」とはこれを指す。
× × ×
 では、この直後に作成された文科省の内部文書とは一体何だったのか。政府関係者はこう明かす。
 「誰の目から見ても文科省はあまりに無残に敗北した。漏洩(ろうえい)した内部文書は、省内向けの敗北のエクスキューズ(言い訳)のために作られたのだろう
 では「総理のご意向」とは何か。WGの議論では一切登場しない。強いて言うならば「岩盤規制をドリルで崩せ」という国家戦略特区の大方針を指すのではないか。
× × ×
 28年9月16日のWG会合で獣医学部新設の道筋は開けたかに見えたが、11月9日の国家戦略特別区域諮問会議では「広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認める」という新たな条件が加わった。
 これには理由があった。八田は10月末に山本にこう耳打ちした。
 「獣医師会がまた厳しいことを言ってくる可能性がある。ニーズの高い地域に絞ることで反対勢力と合意しやすくしよう」
 八田は「獣医学部の定員規制そのものがナンセンスだ」と考えていたが、座長の職務を通じて獣医師会の政治力のすさまじさを思い知った。山本も「早く岩盤規制を突破するには仕方ないな」と渋々応じた。
 それでも獣医師会は猛反発した。獣医師会会長で自民党福岡県連会長の蔵内勇夫は11月22日の獣医師会のメールマガジンで「必ずや将来に禍根を残すであろう無責任な決定に対し、総力を挙げて反対して行きましょう」と呼びかけた。
蔵内らは12月8日、山本に直談判し、「新設は1カ所1校」とするよう求めた。やむなく山本も受け入れた。これにより新設は加計学園1校に絞られた。
 前文科事務次官の前川喜平は「『広域的』という条件により京都産業大(京都市)が排除され、加計学園に絞られた」「行政が歪(ゆが)められた」と批判している。
 だが、京産大副学長の黒坂光は今月14日の記者会見で「広域ということで対象外となったとは思っていない」と明言した。京産大とともに獣医学部誘致を目指した京都府知事の山田啓二も同日、こう語った。
 「愛媛県は10年間訴え続けたのに、こちらは1年。努力が足りなかった」

 果たして安倍政権は行政を歪めたのか。むしろ歪めたのは獣医師会であり、文科省ではなかったのか。獣医学部の問題の本質に踏み込まず、「安倍はお友達の加計を優遇したに違いない」という印象操作を繰り広げたメディアの罪もまた重い。=敬称略。いずれも肩書は当時

 この企画は沢田大典、今仲信博、広池慶一、田北真樹子が担当しました。
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愛媛県今治市が獣医学部新設に挑戦した経緯

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産経新聞の加計学園シリーズ2回目の記事では
愛媛県今治市の獣医学部新設構想の経緯が詳しく述べられている。

多くは7月10日の閉会中審査で加戸行守・前愛媛県知事が語ったことだが
獣医師会と日大の幹部が知事室に乗り込んできた時のやり取りなどを読むと
獣医師会がどれほどえげつない既得権益勢力かがよく分かる。
加戸氏は今治、愛媛県、そして日本全体の幸せと利益つまり「公益」を考えている。
これに対して獣医師会側は獣医師会という業界の利益だけしか考えていない。
私利私欲の塊であり、極めて近視眼的だ。

人は自分を基準に物事を判断する。
狡いことをする人は、他の人も狡いことをするに違いないと考える。

記事の中に
北村は今も「全ては加計学園ありきなんだ」と息巻く。
とあるが、
これこそ日本獣医師会顧問で元衆院議員の北村直人氏が
政治家との人脈を駆使して狡いことを散々やってきたと白状しているようなものだ。

前川・前文部科学次官がこの問題を引き起こし
風俗店通いに加えて座右の銘は「面従腹背」と知ったとき
「こんな人間が教育行政のトップだったのか」と
怒りと情けなさと失望感で涙がこぼれた。
こんな人間がトップなら下も推して知るべし。

だが、加戸氏がやはり文部省出身で官房長まで勤められた方と知り
加戸氏の証言を生で聴いて
救われる思いがした。

日本の様々な分野の中枢に下劣な人々が入り込んでいるのは確かだ。
しかし良心的で熱意と英知に富んだ人々だって決して少なくない。

決して諦めず
出来ることを実行していく。

2017.7.19 01:00
【加計学園 行政は歪められたのか(中)】
日大総長「加計にろくな教育できっこない」 愛媛知事「じゃあ、あなた作ってくれるか?」

 第1次安倍晋三政権当時の平成19年2月。東京・赤坂の料亭「佐藤」で、日本獣医師会顧問で元衆院議員の北村直人は、学校法人「加計学園」(岡山市)理事長の加計孝太郎と向き合っていた。
 「愛媛で獣医の大学を作りたいんですよ。ぜひ協力してくれませんか?」
 加計がこう切り出すと、北村は強い口調で「なぜそんなことを言い出すんですか?」と聞き返した。
 加計が「息子の鹿児島大獣医学科の入学式に行き、設備をみたら20億~30億円でできそうなんですよ」と説明すると、北村は怒気をはらんだ声でこう説いた。
 「そんな動機で獣医学科を作りたいなんて、とんでもない話だ。獣医学部創設には500億円はかかりますよ。教育を金もうけに使われたらたまらない。やめた方がいい!」
 さらに北村が「親しい政治家はいるんですか」と問うと、加計はこう答えた。
 「強いていえば安倍首相ですが…」
 北村の脳裏に、安倍への疑念が刻まれた瞬間だった。北村は今も「全ては加計学園ありきなんだ」と息巻く。
 だが、愛媛県今治市に加計学園が運営する岡山理科大の獣医学部を新設する構想は、安倍と加計の親交とは全く無関係の切なる地元事情から始まっていた
× × ×
 昭和50年、今治市は高等教育機関を誘致する学園都市構想を打ち出した。タオル産業の衰退などにより、人口減が続く地域を活性化させることが目的だった。松山大や東海大などの名も挙がったが、いずれも誘致には至らなかった。
 加計学園の名前が浮上したのは平成17年の正月だった。今治市選出の愛媛県議、本宮勇は市内の友人宅で、小学校から高校まで同級生だった加計学園事務局長と久々に再会した。本宮はこう水を向けた。
 「今治市で大学を誘致しているがどこも来てくれないんだ。お前のところの大学が来てくれないか?」
 だが、事務局長は「少子化の時代に地方に大学を進出させるのは難しい」と首を縦に振らなかった。それでも本宮はあきらめず、その後も説得を続けた。事務局長はついに根負けして「人気があり、競争率の高い獣医学部だったら考えてもいいよ」と応じた。
 同じ頃、知事の加戸守行は県内の公務員獣医師の不足に頭を悩ませていた。
 11年の知事就任後、鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が相次いだ。22年に口蹄(こうてい)疫が発生した際には各港で検疫態勢をとり、四国への侵入は水際で阻止したが、獣医師たちに不眠不休の対応を強いねばならなかった。
 そんな中、本宮がもたらした加計学園による獣医学部新設の話は願ってもない朗報だった。加戸は「地域活性化と公務員獣医師確保ができ、一石二鳥じゃないか」と小躍りした。
 加戸の大号令の下で愛媛県と今治市は獣医学部新設に向け、タッグを組んだ。目をつけたのが、元首相の小泉純一郎が肝煎りで創設した構造改革特区だった。
 愛媛県と今治市は19年に構造改革特区に獣医学部新設を申請したが、あっさり却下された。農林水産省は「地域・分野に偏在はあるが、獣医師は足りている」とにべもなく、文部科学省は、歯科医師や獣医師に関する大学設置を認めないとする「15年文科省告示」を盾に聞く耳さえ持たなかった。
× × ×
 愛媛県と今治市はそれでもあきらめず、毎年のように特区申請を続けた。
 これに業を煮やしたのか、北村は22年春、獣医師会の権威で日大総長の酒井健夫と連れだって愛媛県庁の知事室に乗り込んだ。
 「獣医学部を作るのなんかやめた方がいい。公務員獣医師の待遇をよくしたり、愛媛県出身の学生に奨学金を出したりした方が安上がりですよ」
 北村がこう言うと、酒井は「奨学金をつけて東京まで学生を送ってくれたら日大で立派に育てて愛媛にお返ししますよ」と合いの手を入れた。
 加戸は「こっちは手当たり次第、獣医師を採用しても足りないんだ」と説明したが、2人は納得しない。酒井は「加計学園が獣医学部を作っても、どうせろくな教育はできっこないですよ」と言い放った。これにカチンときた加戸は怒りを隠さずこう迫った。
 「こっちは別に加計学園でなくてもいいんだ。じゃあ、あなたのところで愛媛に第2獣医学部を作ってくれるか?」
 酒井と北村は押し黙ったままだった。

× × ×
 加戸が獣医学部新設にこだわったのは、獣医学部・学科が東日本8割、西日本2割と偏在しているからだ。加戸は旧文部省出身で官房長まで務めた人物だ。文科省と日大、そして獣医師会の密接な関係は十分承知しているだけに、文科省や獣医師会の対応には怒りが収まらない。
 「(現在のように)定員を水増しすれば、少ない教授で安上がりな授業ができる。ドル箱じゃないか。自分たちの大学で定員を増やすのはよいが、他の大学にはやらせない。商売敵ができるとおまんまの食い上げになるからじゃないのか」
 第2次安倍内閣の国家戦略特区により、ようやく風穴が開き、10年越しの悲願がかなった。にもかかわらず、獣医学部新設にからみ、あたかも不正があったかのように報じられるのは我慢できない。
 「『加計学園ありき』と言われているが、愛媛県と今治市は10年以上前から『加計学園ありき』でやってきたんだ。本質の議論がなされないまま、獣医学部がおもちゃにされるのは甚だ残念だ

 文科省から流出したとされる「首相の意向」などと記された文書に関しても加戸は「安倍さんと加計学園理事長が友達だと知っていたら、直訴してでも10年前に獣医学部を作ってもらっていたよ」と一笑に付す。
 「行政が歪(ゆが)められたのではない。歪められていた行政が正されたんだ
=敬称略。肩書は当時
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矩を踰えた「報道しない自由」

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7月10日の閉会中審査における参考人加戸前愛媛県知事の発言が
地上波テレビと半分の大手新聞で全くあるいはほとんど報道されないという
異常事態が生じている。

7月10日の帰宅途中に夫がメールで
「ニュースでは蓮舫と前川の話だけで青山のあの字も出ない。」
と憤懣やるかたない様子で知らせてきた時には
切り貼りに手間取っているのかな、と思った。
ところが実際には切り貼りどころか「報道しない自由」を駆使してきた。

7月11日にネット上で見つけた一覧表によると
katos.jpg
出典:https://twitter.com/take_off_dress/status/884694230844624896

フジテレビを除き、地上波テレビではほとんど報じられていない。
特に、公共放送であるNHKが全く報じなかったことは
受信料を払っている視聴者に対する重大な背信行為である。

新聞では朝日、毎日、日経が青山さんの質疑を完全に無視し
加戸氏が切々と訴えた事実を無かったことにした。

元々捏造や歪曲はお手の物だと分かっていたが
ここまでやるとはビックリだ。
あるいはここまでやってもなお国民を騙せると思っているのか。
彼らは矩(のり)を踰(こ)えた。

嘘を垂れ流し、国民を洗脳し、あわよくば政権を倒す。
思い起こせば2009年の政権交代もそうだった。

あの時と比べて、日本を取り巻く国際情勢ははるかに厳しい。
安倍政権だからまだ何とかなっている現実を再認識して
テレビや朝日新聞などのメディアによる倒閣活動、反日活動をくい止めないと
日本が危ない。

加戸氏の証言は動画で見られるが
文字興しされたものは産経の記事で読むことが出来る。

2017.7.11 01:00
【閉会中審査=参院=詳報(4)】
加戸守行氏「国家戦略特区でゆがめられた行政が正されたというのが正しい発言だ」


【閉会中審査=参院=詳報(5)】
加戸守行氏「『加計ありき』と言うが…12年前から声をかけてくれたのは加計学園だけ」「東京の有力私学は、けんもほろろでした」