釣られたのは私だけじゃなかった

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実は、前回の記事には続きがある。

草津白根山の噴火災害とデマに釣られた私(汗)は1月23日夜までの出来事だ。

翌朝(つまり1月24日)いつものようにネットをチェックすると
私の釣られたツイートを根拠にした他人の記事を引用する形で
ある方が自衛隊員のあの「美談」を取り上げていた。
私がフォローしている高名な保守系の学者で
歴史戦を最前線で闘っておられる方である。
以下、この記事ではその方を「先生」と記載する。
フォロワーも多いはずで、既に100件以上もシェアされていた。

先生はガセとは気付いていないのだろう。

我が方の著名人が偽情報を発信しているのは、いかにもまずい。
愛国保守の陣営が攻撃される材料になる危険性もあるし
先生の信用を損ねることにもなりかねない。

唐突と自覚しつつ、先生に以下のダイレクトメッセージを送った。

2018年1月24日(水) 9:02
初めてのメッセージ失礼します。
本白根山噴火における「陸自隊員が円陣を組んで民間人を守った」との記事ですが、
先生が引用されたHさんの記事は削除されています。
またそのソースだったMさんのツイートは昨晩すでに削除されています。
ライブカメラの映像から該当するような状況は考えにくいです。
即断はできませんが、フェイク(デマ)の可能性があります。
先生がフェイクの発信元になるのを看過できず、お知らせさせて頂きました。
-----

しばらく待ったが返事はない。
まあそうだろう。
友達でもない者からのメッセージなど読まなくても不思議ではない。
そこで記事へのコメント欄に
引用されたHさんの記事もそのソースだったMさんのツイートも
削除されていると書き込んだ。

画像付きで元ツイートが削除されたことを示すなど
私以外にも事実ではない可能性を指摘するコメントが続くが
1:10くらいの割合で、
「感動しました、シェアします」とのコメントが圧倒的に多い。

午後になって、先生が新しい記事をアップした。
「Hさんからの申し入れがあり、前題は非表示とした」とある。
事実関係に疑義が生じたなどの説明は一切無くて
先生ご自身はまだガセとは思っていないのかもしれない。
それでもこれで拡散が止まるからと一安心。

が、私のタイムラインには元の記事が消えずに表示されたままで
コメントもシェアもどんどん件数が増えているではないか。

Facebookの仕組みを調べてみると、
非表示とは自分のタイムラインから消えるだけで
シェアなどで広がったものは表示されたままになると分かった。
誰からも見えなくするには削除する必要があるらしい。
すぐに先生の最新記事のコメント欄でこのことをお知らせした。

一方拡散し続けている元記事のコメント欄にも
「事実と確認できていないことです」と再度書き込んだ。
「デマだからシェアしないで!」とはっきり指摘するコメントがある一方
相変わらず「シェアします!」が圧倒的に多い状態だ。

デマであると確信できる情報はありますか?
とのコメントを目にして、たまらずに返信した。
-----
エントリの元になったツイッターは昨夜の間に削除。
ここのコメント欄には今日の午前中時点で「防衛省の広報に問い合わせたがその情報は確認できていないとの返事だった」ことも書かれています。
さらにテレビで放映されたライブカメラ映像で、斜面を移動中の自衛隊員の集団に雪煙が上がるほどの噴石が降り注ぎ、雪煙が晴れたら数名が倒れている様子が見て取れます。
その現場とは別の場所で「円陣」があったのかどうかは分かりません。
ただ、丸一日を経過して「助けられた親子」は名乗り出ていません。
事実であれば素晴らしいことですが、残念ながら事実と確認できていないのです。
-----

また、他の方(仮にP氏)とは次のようなやり取りもあった。
P:デマだと言う根拠は?
私:事実である根拠が皆無なのです。ソースは2チャンネルの書き込みです。
P:ってことはデマだと言う根拠も皆無で、真実でもデマでもそのどちらにも根拠がないのですね。(要旨)
私: 仰るとおりです。もしもデマ=嘘だったら、嘘つきと言われても反論できません。
嘘つき呼ばわりされて、他の正しい主張までが信頼されなくなることを恐れます。
ですから、事実と確認できるまでは拡散しない方がよいと私は思います。
P:いいえ、この話は第三者の名誉を棄損するものではない。
信じるも信じないも個人の自由で拡散も個人の自由。
拡散した先でこの話を信じるか信じないかも個人の判断。
よって、自分は方々で拡散しようと思う。(要旨)
私:そうでしょうか?
デマを拡散させることは個人の自由とは思いません。
人を騙していることになるからです。それとも騙される方が悪いと仰りたいのですか?
事実であることを証明するのは一つの信頼できる証拠があればいいです。
一方デマであることを証明するのは、「無かった事の証明」、いわゆる「悪魔の証明」です。
事実と確認できるまでは拡散しないのが、良識ある判断ではないでしょうか?
言うまでもないことですが、このような美談に頼らずとも、
自衛隊の皆さんの献身的な働きは、十分すぎるほど尊敬と感謝に値します。
-----

この頃までにシェアは900件を超えていた。
元となったツイートをした方は、
2ちゃんねるのからの転載であったことを説明して謝罪のツイートをしていたが
その後アカウント自体を削除したという。
記事の中にツイート主のアカウント名が明記されていたことで
何らかの攻撃を受けた可能性がある。

日付が変わる頃、寝る前の時点では表示されていた先生の記事は
翌朝になると消えていた。
今度こそ大丈夫。一件落着だ(安堵)。


前日はほぼ一日この件に対応していたような気がする。
誰に頼まれたわけでもないのに、なんでそんなに気を揉んで対応したのか?

それは私自身が釣られただけあって、
この話を信じてしまう人の気持ちがよく分かるからだ。
上に登場してもらったP氏の発言でも分かるように
信じてしまう人の中には「信じたい気持ち」が必ずある。
であるからこそ、信じる信じないの前に
事実であるかどうかを自分で確認しなくてはいけないのだ。

今回のことでは、先生の記事だからと無条件に本当と信じて
感動して拡散してしまった方がとても多かった。
発信元の責任の大きさは言うまでもないが
どれほど立派な方でも間違いはあるということを前提に
一人一人が事の真偽を確かめる姿勢を持たなくてはならないことを
改めて強調しておきたいと思います。 ← 馬淵睦夫氏風^^

その後先生からは本件についての発信は無い。
高名かつある程度年齢の行った男性にとっては
とてつもなく難しいことなのかもしれない。

草津白根山の噴火災害とデマに釣られた私(汗)

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1月23日、草津白根山の本白根山が噴火し
1人が死亡、11人が重軽傷を負った。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに
怪我をされた方々にお見舞い申し上げます。
一日も早く快復されますように。

さて、亡くなったお一人と怪我をされた7人(内2人は当初重体)は陸上自衛隊員だ。
多くの災害現場で活躍してきた
陸自第12旅団(群馬県)の第12ヘリコプター隊に所属し
被災時はスキー板を着けて雪上を移動したり、
冬山で雪に埋まった人を捜索したりする訓練をしていたという。

「何でよりによって自衛隊の皆さんが・・・」
と無念な思いが募った。

そんな時に、以下の2つのツイートがリツイートされてきた。
【現地からです。ゲレンデ内の避難は全員完了してます。たまたま近くに自衛隊が居てくれて助かりました。私たち親子と噴石の間に円陣組んで立ちはだかってくれて、ずっと声を掛けてくれました。】
【円陣組んでくれた自衛隊の方、1名に石がぶつかったんですが、1度倒れたあと、また立ち上がって私達を守ってくれました。本当に感謝です。避難終えてその自衛官と思われる若いお兄さんがタンカでヘリに乗せられている所を見たときは涙が出ました。どうかご無事で。】

そうか、そんなことがあったのか!
胸がいっぱいになって涙がぽろぽろとこぼれた。
すぐにFacebookに次の記事を書いた。

-----
草津白根の元白根山噴火で陸自隊員の方が亡くなりました。「訓練中に雪崩に巻き込まれた」との報道、その後、亡くなった方は上半身骨折・肺損傷との記事を見て腑に落ちなかったのですが、先ほど現場にいた方のツイッターを読んで謎が解けました。
一般のスキー客と噴石との間に円陣を組んで立ちはだかり、盾になって守ったとのことです。感謝で涙が止まりません。
他の隊員の方々も負傷し、お二人は重体と報じられています。何とか助かって欲しいと祈っています。
-----

1時間後、風呂から上がりパソコンを開くと、先ほどのツイートが消えていた。
あれ、何で?
私もリツイートしたのに、その痕跡も無くなっていた。
10分ほど、キーワード検索で探してみても、
件のツイートの内容を裏付けるものは何も見つからなかった。

もしかして「ガセ」だったのかもしれない、と気が付いて
Facebookに書いた記事を、すぐに削除した。

消してからよく考えてみたら
「私達親子と(上から降ってくる)噴石との間に円陣組んで立ちはだかって」
というのが不自然に思えてきた。
もし盾になって守るというなら、一人が一人の上から覆い被さるだろう。

夫に話すと
「そうだろ?変だと思ったんだよ。映像でもそんな風には見えてないしね。」
と言われた(汗)。
既にライブカメラの映像がテレビで何度も流れていて
斜面を移動中の自衛隊員の集団に雪煙が上がるほどの噴石が降り注ぎ、
雪煙が晴れたら数名が倒れている様子が見て取れた。
もちろん円陣を組んいる姿などない。

ネット上のデマとはこういうものか。

いとも簡単に引っかかったのは恥ずかしいが
こまめにチェックしてすぐに気付き削除できたし
フォロワーがごく少数なのが幸いして、他に迷惑を掛けることも無く済んだ。

やれやれ(^^;)

「与える」より「届けて」ほしい^^

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以前から気になっていたこと。
スポーツ選手などがインタビューに答えて
「皆さんに希望を与えたい」とか「勇気を与えたい」
等という。

この「与える」という言葉だが
目上の人には使わないのではないだろうか?
また「有無を言わさず強制的に」という意味合いも感じる。

例えば
「母に与える」「先生に与える」とは言わないし
友達に与えるも使わない。
子供に与える、金魚に餌を与えるというのが普通の使い方と思う。

そうすると選手が「応援してくれる皆さんに与える」のは
やはり日本語としておかしい。

代わりに適切な言葉は何だろうかと考えて
「届ける」がいいのではないかと思いついた。
届けるは目上目下は関係なく使う言葉だ。
さらに、受け取るかどうかを相手に委ねていることも
この場面にしっくり来る。

応援して下さる皆さんに元気を届けたいです!

うん、いいんじゃない?

談合は絶対悪か?

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東京地検特捜部がリニア中央新幹線建設工事を巡って
独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で
ゼネコン大手の大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設への捜査を始めた。

2017.12.18 産経web
【リニア不正入札】
大手ゼネコン4社一斉捜索へ 特捜部と公取委 独禁法違反容疑

スーパーゼネコン4社の部長級の営業担当者は月1回程度会合を開き、
リニア関連工事受注について情報交換していたという。

2017.12.22 産経web
【リニア入札談合】
大林・鹿島・大成で先行協議 工費5兆円、利益を確保
によれば
-----
 5兆円余りという総工費は大手ゼネコン側にとって圧縮された厳しい金額だったといい、先行協議では利益確保に向け、工費をどれだけ押さえ込めるかなどが議論されたという。その後、整備計画が正式決定した23年5月以降に4社での受注調整が本格化。26年までに合意に至ったとみられる。
 4社の担当者は、山岳トンネル工事は大成、鹿島、大都市の大深度地下トンネル工事は大林組といった各社の得意とする技術や、他の大型工事と重複しないよう工期を考慮し、工事別に受注企業を割り振った受注予定表を作成。受注企業は大林組が「O」、鹿島が「K」、大成が「T」、清水が「S」とイニシャルで記載され、一部の工事を除き、ほぼ受注表の通りに受注したという。
 リニア工事をめぐっては、JR東海が既に発注契約している22の全工事で、大手4社が不正な受注調整をしていた疑いがあり、このうち7割に当たる15件の工事を4社を代表とする共同企業体(JV)が3~4件ずつ分け合う形で、ほぼ均等に受注した。
-----

リニア新幹線は国家の威信をかけた巨大プロジェクトであり
世界最高の技術力をもつ大手ゼネコンが総力を挙げて取り組むのは当然だ。
そのための事前調整が、不正であり犯罪だというのだ。
現行法に照らせば確かに法律違反なのだろう。
しかし事前調整(いわゆる談合)は本当に撲滅すべき悪なのだろうか?
私は以前からこのことを疑問に思っている。

公共工事悪玉論、土建業悪玉論が言われ続けた結果
全国の建設業者数は最盛期の半数にまで落ち込んでいるという。
その結果、老朽化したインフラの保守点検や更新の手が足りない問題が生じている。

我が国は自然災害の多い国である。
「非常時への備えは平時には無駄」とはよく言われることだ。

建設業に関しては、ギリギリとコストカットを進めていけば
いざというときに対応できるだけの余力を奪うことに繋がる。
それは国としての「保険」を捨てることであり
長い目で見れば明らかに国益を損なうことになると思う。

競争は一定程度必要であることは否定しない。
しかし競争が全ての場面で最も良い方法ではない。
我が国では古来、話し合いで物事を解決するのが普通だった。
その前提になるのが、正直で勤勉で相手を思いやる国民性だ。
共存共栄という価値観である。

それを不都合と考えるのは、ずばり他国の企業である。
弱肉強食上等な国々では
自分さえよい思いができるなら他は知ったこっちゃ無いのが普通。

古くから「漁夫の利」という諺がある。
日本国内で談合を絶対悪として相互に競争させ体力を奪い合わせた先に
得をするのは誰か?
それは日本国民ではなく、他国の企業あるいは他国そのものという気がする。

下掲の産経抄は
「談合」もまた、日本が誇る文化だと、胸を張って言えるだろうか。

と談合を批判するが、
私は事前調整はむしろ合理的な方法だと思う。
事前調整によって適正な利益を確保し
同業者間でつぶし合うのではなく共存共栄を図る。
いざ大規模自然災害に際しては、持てる力を遺憾なく発揮して復興に当たる。

日本人本来の高いモラルを前提とする限りにおいて
「談合」もまた、日本が誇る文化だと思う。
だから私としては独禁法の見直しをして欲しい。


2017.12.21 産経web
【産経抄】
「談合」は世界に誇れる日本文化か 12月21日
 山梨県上野原市に「談合坂」という地名がある。社会学者の加藤秀俊さんによると、近隣の村人が集まって「談合」、つまり話し合いをする場所だった。北条、武田といった戦国大名が交渉した、との説もある。
 ▼「談合によって無用の摩擦や戦乱が回避されたのかもしれない」。加藤さんは、祖先の知恵として談合を弁護する(『常識人の作法』)。確かに、地域のもめ事を解決するには、最適の手段だった。
 ▼もっとも、総工費9兆円の超大型事業となると話が違ってくる。「大林組」「鹿島」「清水建設」「大成建設」の大手ゼネコン4社は、リニア中央新幹線の建設工事をめぐって、不正な受注調整を行った疑いがもたれている。4社は平成17年12月に、世論の批判を受けて談合との「決別宣言」をしたはずだ。なぜ悪習を断ち切れないのか。無駄な競争に精力を費やすより、仕事を分け合って工事に集中したい。これが4社の本音であろう。
 ▼ただ、談合によって工事費が高騰し乗車賃に上乗せされれば、結果的に国民の不利益となる。発注元のJR東海には、財政投融資で3兆円もの公金がつぎ込まれている。不透明な入札が許されるわけがない。
 ▼10年後に開業するリニアは、東京・品川-名古屋間をわずか40分で結ぶ。超電導磁石によって車体を浮上させる、日本の独自技術が生んだ「夢の超特急」である。全区間の約9割を占めるトンネル工事には、世界トップレベルの日本の掘削技術が挑む。前代未聞のプロジェクトには、世界が注目している。「談合」もまた、日本が誇る文化だと、胸を張って言えるだろうか。

子宮頸がん予防ワクチン 再び

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今年1月に、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)についてデータ解析を行い
2つの記事をアップした。
子宮頸がん予防ワクチンの問題
子宮頸がん予防ワクチン 患者数と健診について
その結論は、費用対効果、メリットデメリットを考えれば
このワクチンを対象年齢の女子全員に接種するよりも
その公費(約300億円/年)で全年齢層の健診受診率を上げるほうが良い、というものだ。

子宮頸がん予防ワクチンについて、
「10代前半に一度(3回)接種すれば、一生、子宮頸がんには罹らない」
と思い込んでいる方が少なくないようだ。
実際にはワクチンの効果は9年程度までしか保障されていない。
あくまでも対策の柱は「健診による早期発見・早期治療」である。

12月5日放送の「真相深入り虎ノ門ニュース」で
子宮頸がんワクチンについて評論家の高橋洋一氏が
「ワクチンを打てば毎年10000人の患者と3000人の命が救える。」
と、HPVワクチンを推奨する発言をした。
正に
「10代前半に一度接種すれば、一生、子宮頸がんには罹らない」
と誤解しているようだ。

そこで番組へ意見を送ってこのことを伝えた。
またフェイスブックで高橋洋一氏のタイムラインへのコメントで指摘したところ
なんと
「そちらの勢力からの粘着」
と切り捨てられた。
誤解を解こうとさらにコメントを重ねたが返答はなく、
12月7日にご自身の主張を論説としてネットメディアに発表された。

「ワクチン不要論」を考える 一方向に流れやすいメディア、効用と副作用の国際比較を

その概要は
・ワクチン推奨派の医師でジャーナリストの村中璃子(りこ)氏が、英科学誌ネイチャーなどが主催する「ジョン・マドックス賞」を受賞した。
・我が国では平成11年からワクチン接種が始まったが副反応が問題となり、厚労省は13年6月、全国の自治体に、積極的な接種を中止するよう求めた。その結果、接種率は7割から数%に激減した。
・WHOはこれを非難。日本で指摘されたような状況が他国では見られなかったからだ。
・ワクチンに重篤な副反応があるという研究は不適切なデータに基づいたものだったことが今では判明している。それらの研究を批判してきた村中氏がジョン・マドックス賞を受賞したことによって、論争に終止符が打たれようとしている。
・どのようなワクチンにも副作用があるが、それを上回るような効用がある場合、接種が許される。
・子宮頸がんでは毎年約1万人が患者になり、約3000人が亡くなる。大胆にいえば、副作用がそれより少なければワクチンを接種したほうがいい、というのが原則だ。

これを読んで、高橋氏は自分で調べたのだろうかと呆れた。
私が指摘した「ワクチンの有効性に関する事実」を無視している上に
ジョン・マドックス賞という殆ど誰も聞いたことがないような賞を持ち出して
権威付けと印象操作をしている。

今年1月に最初の記事を書いた時点で
海外でもHPVワクチンによる副反応が出ていて
いくつかの国では被害者組織が立ち上がっているという情報を
私のような者でも簡単に見つけることが出来た。
今回改めて調べて見ると
アメリカ、イギリス、フランス、デンマーク、スペイン、
カナダ、オーストラリア、インド、コロンビアで副反応が社会問題化していることが分かった。
海外におけるHPVワクチン副反応被害報告と補償・訴訟の実態(第3報)

専門家の間では
このワクチンが重篤な副反応を引き起こすことはすでに事実として認識され
現在はその治療法の開発と発症メカニズムの解明(それが分かると効果的な治療に結びつく)に
多くの医療関係者・研究者が取り組んでいる。

ワクチンのメリットである
「どれだけの患者が病気に罹らず、またそのことによって何人の命が助かるのか?」
を、改めて検討した。

1.このワクチンは全体の50~70%のHPV感染にのみ有効。
2. 推奨接種の対象年齢は12~16歳。この年齢の間に一度(3回)接種。
3.このワクチンの効果が保障されているのは9年程度。
4.HPV感染から子宮頸がん発症までの潜伏期間は10年程度。

例えば16歳で接種すると25歳以降はHPV感染のリスクが生じ
35歳以降は発症する可能性が生じる。
したがってこのワクチンで救われるのは34歳以下の患者である。

34歳以下の患者は全体の12%、1212人(2003-2012年の平均)
34歳以下の死亡者は全体の2.5%、74人(2006-2015年の平均)

1.から多く見積もって70%の人には効果があるとすれば
1212x0.7=848.4 74x0.7=51.8

このワクチンを10代半ばまでの女子全員に接種することによって
一年間に849人が子宮頸がんに罹らず、52人が子宮頸がんで命を落とすことが無くなる。

これがこのワクチンの有するメリットである。

患者数10000人、死亡者数3000人という、事実よりも二桁大きな値が
ワクチンの推奨接種のメリットとして喧伝されるのは何故なのか?
製薬会社を中心とした利権を疑う。

しかも、「ワクチンを接種しても20歳以上の方は検診を受けて下さい。」
というのが厚労省の方針だ。
先に述べたように30~50%程度の子宮頸がんにはこのワクチンでは効果が全く無いからだ。
(子宮頸がんの原因となるウィルスの型が15あり、このワクチンはその中のいくつかにのみ有効)
それなら別にワクチンを打たなくても2年に一度の健診だけで十分ではないのか?

ワクチンを推奨する医師の方々は、
ワクチン接種後に体調を崩した患者の治療に当たっていない。
心因性と断定して、目の前で苦しんでいる少女達を一切助けようとしない。
心因性とは「あなたの心の問題」ということ。
そう言われた患者さんやご家族はどれほど打ちのめされたことか。

一方、実際に患者の治療に熱心に取り組んでいる医師の方達は
声高にワクチン反対を叫んではいない。
どのような副反応が生じるかの事実を明らかにし
治療方法を開発・確立し
副反応が生じた際にはきちんと治療して
患者さんを元通りの健康な体に戻すことが大事だと言うのだ。

ワクチンにはメリットとデメリットがある。
メリットをことさらに大きく見せ、デメリットは取るに足らないことにする。
残念ながら厚労省もそれに加担している。

1月の記事からの引用になるが
使われ出して、まだ10年しか経っていないこのワクチン。
ワクチンによる重大な副反応が生じる原因は不明であり
どのような人に副反応が出るのかも全く分かっていない。
接種してみないと分からないのだ。
一方で接種して何事もなく済む女子の方が圧倒的に多いことも事実だ。
つまりこれは「ロシアンルーレット」なのだ。

私達は事実を出来るだけ正しく知って
その上で自分、妹、娘、孫娘などに
ワクチンを受けさせるか否かを判断することが大切だ。
そして接種した場合、1回目2回目で不調になったらそこで取りやめる決断も重要。
3回まで受けないと効果が得られないから、今なら無料だからと言われて
接種を重ねた結果
副反応が重篤化してしまった話も聞いている。

以下、高橋洋一氏の論説について、氏のタイムラインへのコメント。
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文中「日本で指摘されたような状況が他国では見られなかったからだ。」とありますが、
諸外国でもHPVワクチン副反応被害は多数報告され社会問題となっています。例えば
http://syakaiyakugaku-ken.kenwa.or.jp/.../2015/150901_01.pdf
医師でジャーナリストの村中璃子(りこ)氏が何をしてきたかも検索すれば様々出てきますので、
是非ご自身でお調べになったらよろしいかと思います。
日本の女性達の健康に関わることです。くれぐれも事実に基づいて発信して下さい。
高橋様へのコメントはこれで最後にします。「粘着」してごめんなさいね^^
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