原子力発電についてどう考えるか?

総選挙の主要な争点の1つが原子力発電(原発)の是非だという。

脱原発の主張は、何故原発が存在しているのか
原発のメリットとデメリットを
よく考えていない感情的なものがほとんどである。

特に、現存する原発を再稼働させるか否かという短期的な話と
将来的にエネルギー政策の中で原発をどうするのかという長期的な話を
ごちゃごちゃにしていることが、非常によくない。

このことについては2012年4月13日に一日100億円という記事を書いた。
実はあの時、7ヶ月が経過して再稼働がされていないとは
考えもしなかった。
ここまで日本政府は、国民は、まっとうな判断ができなかったのか・・・。


短期的な話である再稼働については、
私は一刻も早く実行すべきだと思う。
理由は、原発を止めて(発電をしないで)、火力発電で代替することで

1.燃料(天然ガス)を買うために、1日につき100億円の損失
 また日本が買うことにより天然ガスの価格が高騰し、他国(資源弱小国)に迷惑を掛けていること。
2.CO2排出による地球温暖化への悪影響。
 付随して、国際的に約束したCO2 25%削減が達成できないこと。
3.老朽化した火力発電所をフル稼働させていることによる事故と大規模停電の危険性。

の3点である。

再稼働に反対する人々の理由は「事故が怖いから」だけだ。

福島の事故の原因は、
1000年に一度の大地震に伴う津波で電源が失われたことだ。
地震の揺れによって設備が壊れたわけではなく、
また、ほぼ同じ立地条件の福島第二や女川では事故は起こらなかった。
電源喪失に至らない対策を講じることで、
福島第一と同様の事故を二度と起こさないことが可能だ。

それでもやはり怖いと言うのなら、それは
「交通事故が怖いから外出しない」
という次元の話だと思う。

再稼働反対という主張は「脱原発」というよりも
「反原発」「原発全否定」であろう。


では長期的にはどうだろう?

これは再生可能エネルギーの開発や
自前の資源(メタンハイドレート等)の実用化のペースによる。
現時点ではそれにどれだけの時間が掛かるか、
誰にもはっきりしたことは分かっていない。

最優先されるのは

○エネルギー安全保障の枠組み

だと思う。

エネルギーを他国に依存することは非常に危ういことだ。
大東亜戦争をせざるを得なかった理由が
ABCD包囲網によって石油を断たれたことだ、ということを
決して忘れてはいけない。

また

○他国で原発が推進されている現状(ドイツは脱原発を修正する方向)

がある。
それは原発にメリットがあるからだ。
そのような現状にあって

○日本の原発技術は世界で最高水準

であり、
原発の安全性を高めることや、放射性廃棄物処理技術の開発において
日本が世界の中で果たすべき役割は、非常に大きい。

原発の問題こそ

○グローバルに考えるべき

で、例えば偏西風の風上にあたる韓国やチャイナには
多くの原発が存在し
今後も増える予定である。
韓国では規格に不合格の部品を使っていたことが判明して
数基の原発が停止したりしている。

危なっかしいったらない。


○地球温暖化対策としてのCO2削減

は長期的にも原発の大きなメリットである。


どのようなことにも、リスクゼロはあり得ない。
可能な限りリスクを小さくし、
メリットとデメリットを見極めていくことが重要だ。   


少なくとも、再稼働反対は脱原発とは次元が異なる話である。

再稼働を先延ばしにすればするほど、
日本のお金が失われ、国の力が弱くなってしまう。
その結果、研究開発に当てる資金や人材が不足すれば
却って、再生可能エネルギーの開発やメタンハイドレートの実用化を
遠のかせてしまうことに気づくべきだ。

イデオロギーではなく思い込みでもなく、
冷静な議論と判断をしてほしい。


以上のことを踏まえて、今回の総選挙の各党公約を読むと
多くの脱原発政党は「○年後に原発ゼロ」と掲げている。
これははっきり言って無責任だと思う。

現時点で分かっていること言えることを正直に書いているのは
自民党であろう。

長野三区

我が長野3区は、羽田元総理(民主党)の牙城である。

羽田元総理は数年前から見るからに体調が思わしくなさそうだったが、
遂に引退を表明した。
おそらく、長男の雄一郎氏に地盤を引き継ぐために
今まで頑張ってきたのだろう。

実際、雄一郎氏相手では自民党候補も他党候補もおそらく歯が立たない。
自民党に単独過半数を取って欲しい私としては、
悔しいけれど仕方ないなあと思っていた。

ところが、なんと世襲批判の民主党の方針で雄一郎氏が立候補を断念した。

やったぁ!!
追い風だ♪
野田さん、ありがとうね~~。

と喜んだタイミングで、自民党候補の木内氏のパンフレットがポストに入った。

ん~~~~・・・・

背景に写真を多用したきれいなカラー刷りなのだが、
肝心の文字がちいさくて背景との色のコントラストが弱く、読みづらい。
それなのに文字数がやたらと多い。

自民熱烈支持の私でも、読む気がなくなるようなパンフレットなのだ。

正直、がっかりしてしまった。


それからしばらくして、もう一度見ると
表紙の右上に「自民党支部通信」
その下に一段ちいさい文字で「討議資料」とあるのに気づいた。

ということは、全戸配布のパンフレットではなくて
党員用の内部資料ということか?

それならそれで、この読みづらい作りは何なんだ?
しかも結構金が掛かっているように見える。

討議資料というのなら、
自民党の政策でおそらく最も一般受けをしないだろう(票を逃す要因になる)原発問題について
「原発を止めていることで毎日100億円が日本から失われている。」
「脱原発と反原発(再稼働反対)は全く別物である。」
「エネルギー安全保障は国の存亡に関わることである。
石油を断たれたためにあの戦争をしなくてはならなくなった。」
など、マスコミが伝えない重要なことを整理して載せて欲しいものだ。

自民党の政権公約の正しさをかみ砕いて、一人でも多くの有権者に伝え、納得させる。

自分も周囲の人に対してそれをしているが、
先頭に立つ候補者や支部には、もっと工夫を凝らして運動して欲しいと思う。

自民党にとって長野3区を取る千載一遇のチャンスを逃してはならない。

大同小異

総選挙に向けて、いわゆる第三極の結集が、石原氏を中心に進んでいる。

小異を捨てて大同に就く

マスメディアは、原発、消費税、TPPが最重要な課題、つまりは「大」であって
そこが異なる勢力が一緒にやれるはずがないという。

違うと思う。

石原氏が最重要、つまり「大」と考えていることは、「憲法改正」だろう。

日本が誇りを取り戻し、普通の国になること。
そのためには憲法改正が不可欠だ。
そのことに比べれば、原発も消費税もTPPも「小」なのだ。

私もそう思う。

現在、憲法改正には国会議員の三分の二以上の賛成が必要である。
何としてでも、この総選挙で憲法改正勢力で三分の二以上の議席を得ること。
石原氏は命がけでそのために動いているのではないだろうか?

そう考えれば
平沼氏を初めとした立ち上がれ日本の人たちが従っていることも
最初から小沢氏(媚中、無節操)を外していることも、
安倍総裁が第三極の動きを静観していることも
よく理解できる。

ようやく解散!

衆議院の解散が明後日に決まった。
「一日でも早く解散総選挙を」と願っていたので
このニュースはすごく嬉しい。

選挙で安倍総理が誕生すると確信している。
願わくば自民党が単独過半数を獲得して、
急を要する政策をどんどん進めて欲しい。

最優先の大きな柱は3つ。

外交と安全保障
震災からの復興
デフレからの脱却

既に総裁選の時から安倍氏が掲げている柱だ。
具体的にどのように進めるかも安倍総裁ははっきりと示している。

何よりも大切なことは
私たち日本人が自信を取り戻し、
日本人の誇りを取り戻すこと
自国の安全は自分たちで守る「普通の国」になることだ。

こんなに投票日が待ち遠しい選挙は初めてだ。
必ず新しい朝を迎えよう!!!