北朝鮮拉致被害者の救出に向けて

自分と同じ日本人が日本国内、それも普段の生活の中で
突然襲われさらわれて、他国に連れ去られた。
誘拐犯はその国の国家機関だった。
それから30年、40年も捕らわれたまま。

こんなことがあっていいのか、と腹の底から怒りを覚える。
さらわれたのは、もしかすると自分だったかもしれない。
我が子だったり、兄弟姉妹だったりした可能性もあった。
ぞっとする話だ。

何故、易々とこんな犯罪が行われたのか?
一言で言えば、日本国が日本国民を守れなかったから。
背景に「自分の国は自分で守る」という当たり前の意識が
国民の中に希薄だったことがあると思う。
いわゆる「平和ぼけ」だ。

憲法9条のおかげで、この70年間日本は平和だったと言う人々がいる。

冗談じゃない!

他国の国家機関がやってきて国民を連れ去り、
取り返すことができないまま30年以上が過ぎてしまう。
そんな国のどこが平和だというのか?
実際その国=北朝鮮は、日本とはまだ戦争中だと認識していたらしい。
また日本国内に「協力者」がいたのだが、
日本には彼らを取り締まる法律が無いため
恐るべき国家犯罪に加担した人間が、今現在も平然と日本で生活しているのだという。

平和ぼけやお花畑的平和主義の日本国民は
いい加減に現実を直視すべきだ。


さて、第二次安倍政権になって、ようやく拉致問題が動き出した。
北朝鮮側が再調査を約束し、調査委員会を設置した。

7月19.20に実施された産経新聞+FNNの世論調査によると

・北朝鮮による日本人拉致問題について、北朝鮮が拉致被害者らの全面的な調査を開始したのに合わせ、日本政府は経済制裁の一部を解除しました。あなたは、政府の対応を評価しますか、しませんか。
 評価する  47.1%
 評価しない 41.2%
 どちらともいえない  10.2%
・あなたは、今後、拉致問題が解決に向かうと思いますか、思いませんか。
 思う   34.4%(29.1%)
 思わない 51.5%(62.0%)
 どちらともいえない 14.1%(8.9%)
()内の数字は前回(6月28,29日)調査結果

解決に向かわないと答えた人が、前回調査より減ったとはいえ、半数を超えた。

私は、今回は決着すると思う。

北朝鮮が中国との関係悪化で「宮廷費」に困窮していることは広く報道されている。
北朝鮮は拉致被害者を人質として、経済援助という身代金を日本から得ようとしている。
しかしそろそろタイムリミットが近づいてきたのではないだろうか。

被害者の家族の高齢化が進むことによって
「人質を返せ!」の声が少しずつ細ってしまうかもしれない。
日本に比べて栄養環境、医療環境が劣るあの国では、日本ほど長く生きられるとは限らない。
冷徹な言い方だが
やがては被害者本人の寿命が尽きてしまう。
そうなっては最早一円にもならないだろうことは
北朝鮮が一番よく分かっているはずだ。
北朝鮮にとって、これ以上この問題を先送りするメリットは、もう無い。

安倍政権は北朝鮮のやり口を十分身にしみて分かっていると思う。
それでも北朝鮮がごまかそうとしたり騙そうとしたら
我が国の世論が絶対に納得しないことを北朝鮮側にしっかりと知らせよう。

粘り強く強かに、解決に向かうことを信じて
世論が後押しする必要があると思う。

拉致されたのは自分だったかもしれないのだ。
「解決に向かうとは思わない」なんていう他人事は止めにして
日本国民として、
拉致された仲間を一人残らず、全力で救出する時が来た。

マレーシア機撃墜のこと

去る7月17日、ウクライナ東部ドネツク州にマレーシア航空17便が墜落し
乗員乗客合わせて298名全員が亡くなった。

ウクライナ東部は親ロシア派武装勢力の支配下にあり
彼らが地対空ミサイルを使ってマレーシア機を撃墜した可能性が高い。
そこで、彼ら、というよりも
彼らを後方支援しているロシア=プーチン大統領に対する非難が
「国際社会」では高まっているようだ(報道によると)。
特にアメリカはEU各国に対してロシアへのさらなる制裁を促している。

そもそも、親ロシア派武装勢力は何故マレーシア機にミサイルを発射したのか?
それはウクライナ軍の爆撃機と間違えたからだ。
7月17日時点でウクライナ東部は戦闘地域であり、ウクライナ軍が空爆を行っていた。
空爆で殺される前に敵機を打ち落とすのは、戦闘中なら当たり前の行動だ。
そんなことは子供でも分かる。

ならば、そのような空域をなぜ民間機が飛んでいたのか?
それは飛行禁止区域に指定されていなかったからだ。
低い高度は飛行禁止だが通常民間機が飛ぶ高度10000メートル以上は
飛行禁止区域に設定されていなかった。

地上の親ロシア派武装勢力の立場で想像してみよう。
「高い所を飛んでいるからあれは民間機だ。」
と冷静に判断できるだろうか?
もしそれが敵機で、急激に高度を下げてきて爆撃したら
自分達は命を落とすのだ。
死ぬか生きるかの戦闘状態にあって、
十分な確認をせずにミサイルを発射したとしても
彼らにとってはやむを得ない行動だっただろう。

また、危険回避のために
平時の航路を変更してこの空域を避けていた航空会社もいくつもある。
要するに「ここは危ない空」だったのだ。

私の意見としては
・戦闘地域上空を飛行禁止としなかった管制機関
・万一の危険を回避するための航路変更を怠ったマレーシア航空
がこの事故を誘引し
・ミサイルを誤射した親ロシア派武装勢力
が直接引き金を引いたということになる。
これら3つの要因のうちどれか一つでも欠けていれば、この悲劇は起きなかった。

プーチンは「この事件を政治的に利用するな。」と言った。
まさしくその通りで、ロシア及びプーチンの責任だというのは
牽強付会も過ぎるのではないだろうか。

ところで、この悲劇によって、得をするのは誰か?
ロシア非難が高まるとするならば、
得をするのはウクライナ? アメリカ?
上にあげた「戦闘地域上空を飛行禁止としなかった管制機関」は
どこの国からも中立な機関なのだろうか?
まさか裏で何らかの意志が働いたというのではないよね・・・

これ以上は調べていないから分からないけれど
少なくとも一方的な「ロシア悪玉論」には与すべきではないと思う。

訪米中のみんなの党の誰かや、一部マスメディアが
この事件を根拠に
プーチン大統領の訪日(今秋予定)に難癖を付け始めている。
考えずに言っているなら幼稚だし
分かって言っているなら売国的だ。

アメリカはアメリカの国益のためにアメリカの理屈で行動する。
我が国は我が国の国益を第一に考えて我が国の論理で行動する。
当たり前のことだ。

プーチン大統領の訪日は予定通りに実現するべきだ。
そのためにも引き続き安倍さんを応援する。


この事故で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。