豚に真珠?

サザンオールスターズの桑田佳祐氏が大晦日のステージで
紫綬褒章を粗略に扱い天皇陛下の物まねまでして勲章を揶揄したと
ネット上で抗議の声が上がっている。

このニュースを目にしたとき
「豚に真珠」ということわざが浮かんだ。

故事ことわざ辞典によれば、
豚に真珠とは、値打ちがわからない者には、どんなに価値のあるものを与えても意味がなく、むだであることのたとえ。
真珠の価値がわからない豚に真珠を与えたところで、豚にとっては何の役にも立たない。
『新約聖書』マタイ伝・7章6にある「Cast[Throw] not pearls before swine.(真珠を豚に投げ与えてはならない)」に基づく。

桑田氏は紫綬褒章など大した物じゃないとパフォーマンスしたつもりだろうが
陛下から賜る勲章は紛れもなく「真珠」であり
その価値が分からない桑田氏は自らが「豚である」と公表してしまったのだ。
桑田氏に腹を立てても仕方がない。
豚だったのだから。
真珠を豚に投げ与えた者が間違っていただけだ。

そんなことを考えた。

さて、今日になってそのライブ会場の音声を聞くことが出来た。

桑田氏、おおいに喜んで、はしゃいでいるではないか!
勲章をもらえたのも仲間やスタッフ、ファンの人達のおかげだと礼を言っている。
受賞の栄誉と喜びを皆で分かち合いたいのだいうことが伝わってきた。

「恐れ多くも有り難くも」
という「大人の表現方法」でないことに眉をひそめる人もいるだろうが
私は不快感は抱かなかった。
照れ隠しのおふざけ混じりとはいえ
桑田氏が紫綬褒章受章が嬉しくて有り難がっているのは間違いない。

私の結論。
本件に関しては「桑田氏は豚ではなかった」。


なお、私はサザンオールスターズはデビュー当時から知っているが
あの「何を言っているのか聞き取れない」歌い方が嫌いで
進んで聞こうと思ったことがない。
メロディだけで聞けばいい曲もあるのは認めるけどね。