アジアインフラ投資銀行

国際的な融資をする機関として、現在
世界銀行(WB)、国際通貨基金(IMF)とアジア開発銀行(ADB)がある。

IMFの出資国とその比率は2012年で 
1位   アメリカ 17.67%
2位   日本 6.56%
3位   ドイツ 6.11%
4位   イギリス 4.51%
4位   フランス 4.51%
6位   中国 4.00%
7位   イタリア 3.30%
8位   サウジアラビア 2.93%
9位   カナダ 2.67%
10位   ロシア 2.49%

であり、ADBのそれは2013年で
非借入加盟国 出資比率
1位   日本 15.7%
2位   米国 15.6%
3位   オーストラリア 5.8%
4位   カナダ 5.3%
5位   韓国 5.1%
6位   ドイツ 4.3%
7位   フランス 2.3%
8位   英国 2.1%
9位   イタリア 1.8%
    その他 9.0%
27カ国合計 66.9%

借入加盟国 出資比率
1位   中国 6.5%
2位   インド 6.4%
3位   インドネシア 5.2%
4位   マレーシア 2.7%
5位   フィリピン 2.4%
6位   パキスタン 2.2%
7位   タイ 1.4%
8位   バングラデシュ 1.0%
    その他 5.4%
40カ国合計 33.1%

となっている。

今回チャイナが主導して、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を設立しようとしている。

アジアインフラ投資銀行の目的・意義はアジア開発銀行と重複する。
ポイントは「チャイナが主導する」という部分だ。

危惧されることは、
・借入金の返済において「先行する他の国際融資機関を差し置いて」となりかねない。
・返済が滞ったり焦げ付いた際に、チャイナが当該インフラを差し押さえかねない。
という点だ。
例えば借入金で港湾整備を行ったとして、その港湾の権利が「借金の形」にされるような事態だ。
さらに、融資先の決定方法が怪しくチャイナ文化としての賄賂の横行も十分に考えられる。

チャイナには悪名高い民事訴訟法第231条というのがある。
商取引という民事で揉めた場合に外国人を出国禁止に出来るというものだ。
要するに人質である。

これがチャイナからの撤退外国企業に大変な損害を与えているのだが、
身に覚えのない借金返済で訴えられ
この法律によって出国できなくなって、というトラブルは
今や日常茶飯事と化している。
チャイナからの企業撤退を支援するビジネスが活況を呈しているほどだ。

こういう国が主導して運営する国際融資機関なんて
想像するだけで怖くてやばい。

ここに来て英仏独などがアジアインフラ投資銀行への参加を表明した。
G7の足並みの乱れなどと論評されるが
彼らが途上国の健全な発展とか、途上国の人々の幸福になど関心が無く
ひたすら自分達が儲けることを優先するのは驚くことではない。

アジア・アフリカ諸国を文字通り「植民地支配」していた
精神性・価値観はそうすんなりと変わるものでは無いからだ。

日本は「乗り遅れるな」とか「儲けられるチャンスなのに」などとジタバタせず
途上国支援としてもっとも途上国の国民にとって良い形はどのようなものかを
冷静に考え判断するべきだと思う。

チャイナの価値観は危なすぎる。



中国民事訴訟法第231条
被執行人が法律文書に定めた義務を履行しない場合、人民法院は出国制限をし、或いは関係部門に通達をして出国制限を協力要請をすることができる。

―司法解釈規定
出国制限される者の具体的範囲としては、被執行人が法人或いはその他の組織であった場合、法定代表人、主要な責任者のみならず、財務担当者等債務の履行も直接責任を負う者も含む。

メルケル発言の真相や如何に?(笑)

3月9、10日にドイツのメルケル首相が来日し、
安倍総理との首脳会談を行い、外交や先端技術分野などでの日独の協力を確認した。

日本のメディア(朝日新聞など)は先の大戦の戦後処理に関して、同じ敗戦国側でも
「ドイツはきっちり謝罪と賠償を済ませ周辺国と友好的にやっているが
日本は謝罪と賠償が不十分なために周辺国、つまり中韓と揉めている。」
という、中韓が主張するストーリーを確立すべく、
メルケル氏に対して誘導的質問を繰り返した。

これに対してメルケル氏は一般論として「誠意と寛容」の必要性を述べた上で
「日本に助言するために来日したわけではない。」と釘を刺した。

そんな中、民主党の岡田代表が、メルケル氏と会談を行った。

メルケル独首相「慰安婦解決を」 岡田氏と会談
 ドイツのメルケル首相は10日、都内のホテルで民主党の岡田克也代表と会談した。メルケル氏は自ら慰安婦問題を取り上げ「慰安婦の問題などは、きちんと解決した方がいい。和解をすることが重要だ」と語った。会談後、岡田氏らが党本部で記者団に明らかにした。
(後略)

ところがこれが捏造だった可能性が出てきた。

メルケル独首相「和解が重要」発言「事実はない」 独政府、日政府に説明 民主・岡田氏と食い違い
 メルケル独首相が民主党の岡田克也代表との会談で日韓関係について「和解が重要」と言及したとされる問題で、菅義偉官房長官は13日の記者会見で「ドイツ側から『メルケル首相は岡田氏との間で過去の問題について日本政府がどうすべきかとかいう発言を行った事実はない』という説明を受けた」と述べた。
 メルケル氏は、安倍晋三首相と9日に首脳会談を行い、10日に都内のホテルで岡田氏と会談した。
 会談後、岡田氏や同席した民主党議員は「メルケル首相は会談で自ら慰安婦問題を取り上げた」と記者団に説明。「メルケル氏は『慰安婦の問題などはきちんと解決した方がよい。和解をすることが重要だ』と述べた」との旨も説明していた。
 日本政府関係者によると、会談には日本政府関係者は同席しておらず、会談内容に関する報道を受け、在京の独大使館側が、日本政府に「事実はない」と説明したという。

メルケル「和解」発言 民主・岡田氏は「紛れもない事実」と反論
 メルケル独首相が民主党の岡田克也代表との会談で「(日韓関係は)和解が重要」と発言したことを独政府が「事実はない」と否定したことを受け、岡田氏は13日、「(メルケル氏から)問題を解決した方がよいという話があった。「私もかなり丸めて言っているが、(メルケル氏が)慰安婦問題を取り上げたことは紛れもない事実だ」と述べた。国会内で記者団に語った。会談内容を独政府と岡田氏がそれぞれ否定する異常事態となった。
 岡田氏によると、独政府は民主党に「何も言ってきていない」という
 岡田氏は「和解が重要」発言について「(メルケル氏が)一般論としてドイツの話を説明していく中で日本についても言及した。そういう説明をしたということは、日本のことについて当然念頭に置いて発言しているということだ」と説明した。
 メルケル氏の発言をめぐっては、菅義偉官房長官は13日の記者会見で、独政府から「メルケル首相は岡田氏との間で過去の問題について日本政府がどうすべきかとかいうような発言を行った事実はない」という指摘を受けたことを明らかにした。
 会談は10日に行われ、会談後に岡田氏や同席した民主党議員が記者団に会談内容を説明した

メルケル「和解」発言 独政府報道官も「正しくない」
 ドイツ政府のザイベルト報道官は13日の記者会見で、メルケル独首相が民主党の岡田克也代表との会談で「(日韓関係は)和解が重要」と促したとする報道について「正しくない」と否定した。
 ザイベルト氏は、メルケル氏が日本で質問に答える形で、ドイツがナチス時代の過去とどう向き合ってきたかについて発言したと説明。日本での記者会見で「(過去との向き合い方を)助言するために日本に来た訳ではない」との立場を表明したとし、岡田代表との会談でも同じ「表現を用いた」と強調した。
 菅義偉官房長官は13日の記者会見で、この報道に関し、独政府が否定する見解を伝えてきたことを明らかにした。「ドイツ側から『メルケル氏が過去の問題で日本政府がどうすべきか発言した事実はない』と説明を受けた」と述べた。
 日本政府筋によると、ドイツ政府はメルケル、岡田両氏の会談内容を伝える報道を受け、在日ドイツ大使館を通じ日本外務省に連絡してきた。日本政府側からは照会していないという。(共同)


ドイツ政府の報道官が公式に「言っていない」と否定した。
つまりドイツ政府と岡田民主党のどちらかが「嘘」をついている。
ドイツ政府側に嘘を言うメリットは全くない。
一方中韓がメルケル発言を取り上げて日本攻撃をしていることから
以前から中韓の味方と言われる民主党には大いにメリットがあった。

これまでの民主党議員達の言動に鑑みて
岡田民主党が自分達の都合のよいように
一国の首相の発言を捏造・歪曲したのはまず間違いない。
こんなことをやったら
まともな国の要人は民主党には会わなくなるだろう。
メルケル氏も、仮にも日本の野党第一党がこんな売国低レベル政党だと知って
さぞ驚き呆れたに違いない。

岡田民主党側があくまでも自分達が嘘を言っていないと主張するなら
会談の録音を開示するしかないが
最初から捏造するつもりだったとすれば録音もしていないだろう。

多分、最後は通訳のせいにするんじゃないの(笑)?


そういえば最近同じような事件があったことを思い出した。
翁長沖縄県知事が1月に初めて官邸を訪問したときに
「辺野古移設反対をはっきりと伝えた」と嘘をついたのだ。

官房副長官に辺野古反対伝達 翁長沖縄知事、当選後初めて官邸訪問

辺野古反対伝達を否定 菅氏 沖縄側と食い違い

やっていることがまるっきり同じだ。

嘘つきは泥棒の始まりという諺を、今一度思い出してほしいが
無理だろうな(嘆息)。

クリミアで鳩山氏の横にいた男性

元総理の肩書きに値しない宇宙人ぶりを発揮している鳩山由紀夫氏が
政府の制止を振り切ってクリミアを訪問している。

そのニュース映像を見ていて、「あれっ?」と思った。
鳩山氏の隣にいる男性の顔に見覚えがあった。
「そこまで言って委員会」で見たことのある、一水会の代表によく似ている。

ウィキによると
一水会(いっすいかい)とは、日本の右翼民族派団体。右翼民族派団体の中でも知名度は高く、新右翼の代表格と言われている。左翼との議論も展開する革新的な政治団体の一つ。現在の活動会員数は全国で約100名と言われるが、36年間続いて発行されている『月刊レコンキスタ』は約3000部の読者を数え、しばしば一般マスメディアでも取り上げられている。
代表は木村三浩氏。

検索すると、やはり木村氏だったことが分かった。
鳩山氏クリミア訪問、右翼団体一水会の協力あり 「対米自立」方針で一致か?海外注目
記事によると
鳩山氏はロシアのクリミア併合は正しいとして
ロシアに制裁を科している西欧諸国とアメリカおよびそれに歩調を合わせる日本政府を批判したそうだ。

木村氏に関しては
---記事から引用ーーー
鳩山氏のクリミア訪問団には、新右翼政治団体『一水会』のリーダー、木村三浩氏も同行している。一水会は「対米自立」を掲げ、以前からアメリカ寄りの政策を批判してきた。その部分で鳩山氏と考えが一致したようだ。AFPによれば、木村氏は、今回のクリミア訪問は「歴史的」で、「日本の外交政策に影響を与え、それを変えるチャンスになるかもしれない」と述べたという。
---引用終わりーーー


以前からの読者はご存じのように
私もプーチンのロシアとは上手くやるべきだと思っている。
オバマよりもプーチンの方が好きだし(笑)。
ただ、鳩山氏に言われるまでもなく
安倍さん(日本政府)だってそんなことは十分に分かっていて
その上で現在の外交政策を進めているのだ。

政府と連携して政府がやりやすいように側面から手助けするのなら、元総理の肩書きも生きる。
しかし鳩山氏は単に日本政府を批判することで自分の存在をアピールしたいだけに見える。
なまじ金があるから好き放題に世界各地へ出掛けることができ
元総理の肩書きがあるから先方も利用価値ありとみて丁寧に扱ってくれる。

実にやっかいであり、日本国にとっては迷惑千万この上ない。

木村氏といえば
猪瀬前都知事の5000万円事件にも関わっていたのではなかったっけ?

検索したらやっぱりそうだった。
猪瀬都知事の5000万円問題・渦中の人に聞く
猪瀬直樹都知事が徳州会から5000万円を受け取った問題で、辞任に追い込まれた。猪瀬氏と徳州会の徳田虎雄氏をつなぎ、現金の返済場面にも立ち会うなど、この問題のキーパーソンである一水会代表木村三浩氏に話を聞いた。
(後略)

木村氏は人脈が豊富で行動力のある人物のようだ。

鳩山氏の今回のクリミア訪問は
木村氏の提案に乗っかったあるいは乗せられた結果ではないだろうか?

木村氏にしたら、肩書き付きのいい金蔓を捕まえたのかもしれない。
それは言い過ぎかな?
でも私にはどうもそのように思える。