北朝鮮の武器ビジネス

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北朝鮮が1月6日の核実験に続き、2月7日には弾道ミサイル実験を行った。
北朝鮮の核開発の目的は何か?

我が国の報道ではほとんど触れられないが
北朝鮮は武器輸出国である。
6年前のロイターのまとめ記事には
北朝鮮には武器以外に輸出できるものがほとんどないこと、
輸出先としてイラン、エジプト、シリアなど中東の産油国が記されている。

青山繁晴氏はかつて中東で武器商人(ブローカー)から商品カタログを見せてもらったそうだ。
そこには「核兵器 北朝鮮製」と明記されていた。
すなわち北朝鮮の核兵器開発の本質は、売って金儲けをするビジネスだ。
自分たち(金王朝)が叩きつぶされないための力を得ることも、勿論目的の一つであろうが
一番はビジネスである。
だからこそ毎回、
核実験と、核爆弾を搭載する弾道ミサイル実験が
セットで実施されてきたのだ。

イランの核開発では北朝鮮が長年技術協力をしてきたという。
イランの制裁解除と同じタイミングで今回の核実験・弾道ミサイル実験が行われたのは
制裁解除の結果としてイランの金が北朝鮮に流れたからだと
青山さんは分析している。

北朝鮮が核兵器を実用化したとき、
あの国は金さえ払ってくれるならどのような相手にでも売るだろう。
長年の顧客であるイランにも、イランと対立しているサウジにも。
テロ組織にだって売る可能性は十分にある。

だから北朝鮮が核兵器を商品化する事態は、何があっても阻止しなくてはならない。
でないと、核が世界中に急速に拡散してしまう。

核抑止力とは自ら(自国民)の命を惜しむからこそ成り立つ。
「やったらやられるから、やらない」のが抑止力だ。
自称イスラム国のような、自爆テロ上等の輩が核兵器を手にしたとき
私達人類は滅亡の危機に直面する。

世界は非常にヤバイ状況になりつつある。(2016年2月8日記)


ロイター
2009年 07月 2日 14:10
Q+A:北朝鮮の武器輸出、金額や買い手は
 オバマ米政権は、北朝鮮の主要な外貨獲得手段になっている武器輸出に関与の疑いがある企業について、断固たる措置を取る方針を明らかにしている。北朝鮮の武器輸出の金額や、買い手などについてまとめた。

 ◎輸出額はどの程度か
 米国を拠点とする外交政策分析研究所(IFPA)の推計によると、北朝鮮のミサイル輸出額は年間15億ドル(約1450億円)程度。数百億ドル規模とする複数の調査もあるが、北朝鮮からの武器輸出を全面禁止した国連安全保障理事会による制裁決議で、この数字は小さくなっているとみられる。
 米国はまた、北朝鮮が核関連の技術やノウハウについても海外に輸出しているとみているが、具体的な金額については分かっていない。

 ◎買い手は誰か
 国際危機グループ(ICG)が先月発表した報告書によると、北朝鮮は1980年代以降、ミサイルシステムをイランやパキスタン、エジプト、リビア、シリア、イエメンに売却してきた。専門家らはこうしたミサイルには、改良型スカッドミサイルや中距離ミサイル「ノドン」などが含まれるとみている。
 またICGは報告書で、北朝鮮がシリアの原子炉建設に協力してきた有力な証拠があるとしている。シリアは核兵器の製造を目的にプルトニウム生産炉を建設していた可能性が疑われているが、疑惑の施設は約2年前にイスラエル軍の空爆で破壊されている。

 ◎制裁決議は有効か
 国連安保理制裁や日米などの独自制裁で北朝鮮の武器輸出は難しくなると専門家はみているが、北朝鮮には武器以外に輸出できるものがほとんどなく、こうした制裁措置の抜け穴を模索する可能性が高い。
 制裁措置実行の鍵となるのは国際的な協力体制。とりわけ、北朝鮮にとって最大の支援国である中国が大きな役割を担っている。
 米財務省は2005年、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)を資金洗浄と北朝鮮の不正資金取り扱いの疑いでブラックリストに掲載。それ以来、北朝鮮は国際銀行取引から事実上締め出されている。

 ◎武器輸出以外の外貨獲得手段は
 米国政府はこれまで、北朝鮮が麻薬や偽米ドル札、偽造たばこを流通させていると非難してきた。また複数の情報機関筋は、北朝鮮が国際的な保険詐欺を行っているとも指摘している。

 ◎獲得した外貨の使途は
 幹部向けの報酬として使われる外国商品の購入や、金正日総書記やその家族のぜいたく品にも外貨が使われているとみられる。また、武器の材料や核開発プログラムにも使われている可能性が高い。