チャイナ軍艦の領海侵犯

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チャイナ海軍が6月9日の尖閣接続水域侵入から一週間も経ずに
とうとう鹿児島県沖で領海侵犯をした。

6月9日の事案について
「周到に練られた作戦としての接続水域侵入では無かったようだ。」
書いた
それは楽観的な見方だったようで
軍艦を入れるチャンスをうかがっていたのが真相らしい。

日本からの厳しい抗議に対して
「そっちが先に軍艦(海上自衛隊)を出したからこちらも出しただけだ。」
と強く反発してガンガン言って来ていたという。
そんな中での口之永良部島領海侵犯だったのだ。

そのため我が国政府は対応を迷い、
結局、抗議すらせずに懸念を伝えただけで
海上警備行動も発令されなかった。

このような抑制的な姿勢は弱腰と見られて、チャイナをつけあがらせるだけで
安全保障上よろしくないのでは、と思う。

2016.6.16 産経新聞
“わがもの顔”で領海航行 常態化の恐れ、見送られた「警備行動」と「抗議」
 日本政府は15日、中国海軍の情報収集艦による領海侵入に対し、「抗議」ではなく、「懸念」を伝達するにとどめた。軍事的な選択肢として自衛隊への「海上警備行動」の発令も想定される事態だったが、これも見送った。その理由は、国際的に認められる「無害通航」に該当する可能性があるからだ。だが、無害通航を盾に同様の事態を再び許せば、今後も中国軍艦が日本領海を“わが物顔”で通過することを常態化させる恐れがある。
 国際法上、領海内では他国の軍艦であっても、平和や秩序、安全を害さない限り、自由に航行できる無害通航が認められている。だが、情報収集艦は電波情報の収集を任務とし、今回の領海侵入は沖縄周辺海域で実施中の日米印海上共同訓練「マラバール」に参加していたインド海軍艦を追尾する形で行われた。つまり、日本領海で情報収集という「軍事的行為」を事実上、許したともいえる。
 中国海軍が9日未明に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域にフリゲート艦を侵入させた際、外務省は中国側に抗議した。世耕弘成官房副長官は15日の記者会見で、今回の対応を懸念伝達で済ませたことについて「尖閣諸島を自分の領土という独自の主張をしている中での接続水域入域とは、対応に差があって然るべきだ」と説明した。
 だが、無害通航だからといって、事態を放置できない理由は他にもある。
 9日の接続水域侵入で中国海軍は、ロシア艦隊が尖閣諸島の久場島(くばじま)と大正島の間を通過するのに乗じてフリゲート艦を接近させた。海自幹部は「中国はこれを一つのパターンにしようとしている可能性がある。非常に狡猾(こうかつ)だ。こういった動きの常態化には注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。
 九州南端から沖縄県与那国島まで連なる南西諸島は、ほぼ本州に匹敵する広大な範囲に点在する。中国海軍は太平洋に進出する際、自衛隊と米軍が共同で警戒する南西諸島の海域を通過する。中国から見れば、南西諸島は太平洋進出を阻害する「蓋」のように映る。
 今回の領海侵入のような事態を常態化することを許せば、この「蓋」が無力化する恐れがある。中国軍艦が鹿児島県口永良部島(くちのえらぶじま)や屋久島付近の海峡を通過するのは初めてで、中国が「穴」を開けようとした狙いも透ける。日本政府には厳然とした対応が求められる。