救国のレジリエンス

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藤井聡 著  講談社

レジリエンス-resilience-とは 困難な環境を生き延びる適応的な能力のことで
一言でいえば「強靱性」となる。

著者はレジリエンスを次の3つのことと定義した。
① 致命傷を受けない
② 被害を最小化する
③ 直ぐに回復する

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東日本大震災は未曾有の大災害だと思われたが、
実は過去2000年の間に、同程度の地震と津波が4回あったという。
また過去の記録を精査すると、今後10~20年の間に
西日本大震災、関東大震災が起きる可能性が高いことを示している。

日本がそれらの大災害に打ち勝ち、国として生き残るために何をなすべきか?

端的に言えば、ハードとソフト両面で日本を強靱化することが必要ということである。
手っ取り早く知りたい方は、前出の藤井研究室のサイトで、参議院予算委員会公聴会の動画を見ることができる。


経済の仕組みを何も知らなかった頃、
国が借金をして道路や新幹線を作るのは「無駄」だと思っていた。
しかし我々が快適で安全な生活をするために、社会インフラの整備は不可欠であり
そのための借金(国債発行)は決して悪いことではないこと、
財政出動がデフレからの脱却につながることが分かってきた。

この本はとても勉強になり、読んでよかったと思っている。

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