谷垣さん 怒りに震える

6月26日の記事に書いた「文化芸術懇話会」の件について。

自民党は勉強会を主催した木原稔青年局長を更迭し
問題発言をしたとされる三人の議員に厳重注意した。

昨夜遅く、テレビのニュースで自民党谷垣幹事長の記者会見を見た。

与党政治家は
自分の思ったこと,言いたいことを
ただ言っていればいいというもんじゃあない。
物事を何とかうまく進めて、世の中を治めなければならない。
その責任が、与党政治家には、ある。
そういう自覚を持ってほしいということです。

そう語る谷垣さんは、ものすごく怒っているのが分かった。
顔が上気し、目は少し潤み、声はわずかに震えていた。

「谷垣さん、メッチャ怒ってる!怒りにワナワナしてるよ。」
と夫にいうと
「そりゃあそうだろう。
ものすごくしんどい思いをしながら仕事をしているのに、
アホな部下がしょーもないことして足を引っ張るんだから。
よく分かる。同情するよ。」
との返事だった。

私も谷垣さんの言うとおりだと思う。

物事には軽重があり優先順位がある。
与党政治家にとっての最優先事項は
世の中を治めるということであり
現状では安全保障関連法案を成立させることである。

仮にそれが本当のことであっても
与党国会議員の立場にある者がこのタイミングで言うべきではないことがある。
そのような、状況を考え優先順位を考えて行動することが出来ないとすれば
国会議員どころか普通の社会人としても通用しないと思うのだが・・・。

従って
この場面で「与党議員の言論の自由」を主張するのは
物事の軽重を理解していないと言わざるを得ない。

谷垣さんとすれば、実に情けなく腹立たしいことだろう。

以下は2015.6.28 19:56配信の産経Webの記事
温厚な谷垣氏もさすがに激怒 報道機関への圧力発言 「与党議員の自覚足りない」
 自民党の谷垣禎一幹事長は28日のNHK番組で、党内若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が相次いだことを陳謝した。谷垣氏は同会代表の木原稔青年局長の更迭など、一連の処分を即断。安全保障関連法案の国会審議が大幅に遅れる中、みすみす野党に追及の材料を与えるような軽率な言動だけに、普段は温厚な谷垣氏も、さすがに「与党議員の自覚が足りない」と激怒した。
 谷垣氏は番組で、「『メディアの糧道を絶つ』などというのは、権力にある政党として、報道の自由に対する姿勢からしても極めて誤解を招くものだった」と指摘。木原氏の更迭は「大変申し訳ないという思いを込めた」と謝罪した。
 民主党の福山哲郎幹事長代理は「これでトカゲの尻尾切りでは収まらない」と批判し、勉強会に出席した加藤勝信官房副長官の責任問題を追及する構えを強調。ただ、維新の党の柿沢未途幹事長は番組後、記者団に「谷垣氏の内心を思うと大変お気の毒な感じ」と同情すらしてみせた。
 党幹部によると、谷垣氏は25日の勉強会直後の報道をみて「安保法案に苦闘する与党の一員の自覚が足りない」と激怒。26日には棚橋泰文幹事長代理と佐藤勉国対委員長を通じ、木原氏に青年局長の辞任を促した。しかし、木原氏が非公式の勉強会だったことなどを理由に渋ったため、27日に木原氏の更迭と問題発言をした3議員の厳重注意処分を決断した。
 処分には、若手議員から「党内で言論の自由も民主主義もなくなってしまう」との批判もあるが、谷垣氏は周囲に「党本部を会場とし、しかも記者団がドアの前に陣取る会合で許される発言ではない」と指摘。勉強会は安倍晋三首相に近い議員によるものだったが、谷垣氏は27日に首相と電話で協議し、理解を取り付けた。
 党執行部はこれ以上不規則発言が出ないよう、若手議員のテレビ出演を事実上「許可制」にするなど、神経をとがらせている。
 谷垣氏が今回こだわったのは与党議員としての矜持(きょうじ)だ。木原氏の処分を発表した27日の記者会見では、語気を強めてこう指摘した。
 「与党政治家は言いたいことを言いつのればいいという責任の浅いものではない。物事が進み、世の中がそれなりに治まる状況をつくることこそが与党政治家だ」
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