文科省の自爆テロを警戒せよ 新国立競技場計画

新国立競技場の建設に当たって、以下のようなことを考えた。

1.競技場としての機能を最優先として充実させる。
2.コンサート他の多目的利用は計画から外す。
3.屋根は観客席だけに設置し、グラウンド上は露天とする。これにより芝生の管理を容易にする。
4.陸上競技場の常設サブトラックを設置する。
5.観客席は8万人。
6.基本構造はオーソドックスでシンプルなものにして、外装や内装に和の雰囲気を多く取り入れる。

コンサート利用をいうから開閉式の屋根や芝生を養生する装置が必要になり
設計や建設の費用がかさみ工期が長くなる。
その上、芝の管理や空調などに莫大な維持費が必要になる。
あくまでも国立「競技場」であることに立ち返るのが良いと思う。

ところで、続報で大変興味深い事実が明らかになった。

安倍総理が見直しに動き始めたのが6月2日頃で、
見直しを指示された文科省はかたくなに拒否。
下村大臣を含め、てこでも動かない姿勢を崩さなかったため
とうとう安倍総理は国交省に見直し計画のスケジュール作成を指示したというのだ。

この間、文科省は7月7日には有識者会議で現行計画の了承を取り付け
大成建設との最初の契約を結んでしまった。


無能な人間ほどメンツに拘る。
現に、圧倒的な世論の反対を無視して、内閣総理大臣の指示も無視して
時間切れにより自分達の既定路線で押し切ろうとした実績は
文部科学省という組織の
国益よりも省益、自己保身最優先という
恐ろしい体質を如実に表している。

であれば、本件を今後も文科省に任せることは危険だ。
メンツを潰された恨みで、どんな自爆テロを仕掛けるか分かったものでは無い。
例えば、故意に作業を遅らせる、わざとミスをする、
ザハ氏への違約金を最大限に膨らませて国民の怒りを買うようにする、など。
ザハ氏に対しては、こちらが損害賠償を請求したいくらいだ。
下手に出ることはない。
強力な交渉人を立てて日本国の損害を最小限に抑えるようにすべきである。

有識者会議のメンバーも冷徹に見直して入れ替え
大規模建設に精通した国交省の有能な専門官をチームに加えて
間違いのない体制を組んで事に当たって欲しい。


2015.7.18 09:05 産経Web
【新国立競技場】
見直し決断の内幕(上) 森氏を説得したA4文書 首相「私は現行計画見直す」
 「2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会には間に合いませんが、お許しいただきたい」
 安倍晋三首相は17日午後、首相官邸5階の執務室で、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相にこう頭を下げた。
 それでも不満そうな表情の森氏に首相が示したのが、建設計画を見直した場合の工期などを示した1枚の紙だった。
 「ギリギリ間に合うと、希望的なことを言ってできないとかえってまずいでしょう」
 森氏は、内容に確かめると小さな声で応じた。
 「それじゃ、やむをえませんね」

 首相が示したA4の文書は、国土交通省などが作成したものだった。もう一度、コンペをやり直して半年以内に設計を決定し、20年春に完成させ、五輪には間に合わせるという計画見通しが示されていた。
 首相が工期などの計画見直しを文部科学省に指示したのは6月2日頃だった。総工費や工期など現状計画の変更が可能かどうか検討するよう伝えた。
 「計画の見直しを再検討してみてほしい」
 これに対し、文科省の回答はかたくなだった
 「できません」
 文科省は、国際オリンピック委員会(IOC)での首相演説などを根拠に、建築家ザハ・ハディド氏のデザインは「国際公約」と見なしていた。下村博文文科相も公の場で「既存計画を進める以外ない」と表明していた。
 ただ、12年にデザインを国際公募した際に「1300億円程度」という条件の総工費はふくれ上がり、6月29日の文科省の正式発表では2520億円になっていた。ロンドンなどの過去の開催地に比べても高すぎるとの批判は強まった。
 政府高官は「安全保障関連法案と違い、国立競技場問題では全部のマスコミが批判的だ」と警戒。首相も周辺に「アーチが無駄遣いの象徴のようになっている。世論が持たないかもしれない」と懸念を口にするようになっていた。
 また、安保関連法案の審議を通じ、内閣支持率はじりじり下がっていた。さらに五輪にも建設が間に合わないかもしれないとの情報に、首相が下村氏を呼んでただしたが、下村氏は「努力する」と繰り返すのみ。しびれを切らした首相はついに文科省だけでなく、国交省にもこう指示した。
 「では、私は現行計画を『見直す』。それを前提に検討してほしい」

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