信大で講義

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昨日は信州大学で一年生を対象に、
ゲストスピーカーとして年に二度の講義をした。

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タイトルは「水環境の科学」
内容は
1.水の中で起こっていること
2.水の汚れとは
3.洗浄剤と水環境
4.水性生物の棲み場所としての水環境
5.水環境の改善・保全の方策
6.福島第一原発事故による海と魚の放射能汚染
7.女性が働くこと働き続けること

水域生態系の構造や水質が悪化するメカニズムから入って
石けんと合成洗剤の話や
河川に作られる人工構造物が生物に与える影響などを
分かりやすく解説する。

もう7年目になるが、毎年少しずつバージョンアップしていて
6番目の「福島第一原発事故による海と魚の放射能汚染」は
初めて話す内容だった。

切っ掛けは、4月始めに元の職場の後輩から本をもらったことだ。

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今年の3月に出版されたばかり。

震災から5年。
今日の受講生は、あの時まだ中学生だったから
原発事故のことは詳しくは知らないだろう。
科学的なデータに基づいて事故の影響を解説するのは意味があると考えた。

ベクレルとシーベルトとは何か。
食品安全基準の意味することから始まって
図表を交えながら
海域(海水)の放射能汚染は収束していて
事故の2年後には、福島県沖でも基準値を超える魚は捕獲されなくなっていることや
内水面(河川、湖沼)では、場所によって差が大きいく
基準値を超える淡水魚が捕獲される場合もあるが
その場合は持ち出し禁止になることなどを説明した。
つまり、流通している水産物は安全性が保障されているということである。

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教室は満席。約300人が受講した。

16:20からの講義だったのにもかかわらず居眠りする者もほとんどいなくて
90分間の講義を熱心に聞いてくれた。

これで前期分は終了。
次は後期(日時は未定)に講義をする予定である。

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