一日100億円

全国の原子力発電所(原発)が定期点検後に再稼働できない状況が続いている。
現在動いているのは1基だけだ。

東日本大震災による津波被害で生じた福島の原発事故を受けて
日本のエネルギー政策を見直す必要があると、私も思う。
将来的に自然エネルギーの比率を上げること、新規の原発は作らないことなど
色々と検討して欲しい。

しかしだからといって、今ある原発の再稼働ができないのは異常だと思う。

現在、停止中の原発の代わりに火力発電所がフル稼働している。
燃料は中東から輸入する石油だ。

すべての原発を止めて火力で代替する場合、余分に必要な燃料代は一年間で4兆円と試算される。(詳しくはこちら

ざっくりと計算して一日100億円!

復興財源に当てるために、国家公務員の給与が7.8%削減される。
それによって生み出される金額は総額で700億円と聞いた。
この金額が大きいのか小さいのかは意見が分かれるかもしれないが、
原発再稼働が一週間遅れれば、吹っ飛んでしまう金額であることは事実だ。

一日100億円は国が支払うわけではないというなら、では誰が負担するのか?

電力会社が電気料金を上げ、製造業は製品の価格を上げ、
結局は日本国民が負担する。
「負の波及効果」はそれ以上に大きいのだが、少なくとも
日本国内の資産が一日100億円、外国(産油国)への支払いで失われている。

このことにもっと危機感を持たないといけないのではないだろうか?

4月6日の記事に

長期的にどこを目指すのかと短期的に何を優先するのかは
きっちり区別して考えないと
訳が分からなくなっちゃうよ?

と書いたことが、そっくりそのまま、原発問題についても当てはまる。

一日100億円の損失は、どんどん日本を弱体化させるのではと心配だ。
通常の手続きに沿って、速やかに原発を再稼働させるべきだ。

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