ドゥテルテ大統領はフィリピンそのもの

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10月25日から三日間、フィリピンのドゥテルテ大統領が来日した。

ドゥテルテ大統領に関しては
DHCシアターの虎八で有本香さん発の情報を早くから聞いていたので
「暴言」だとか「反米親中か?」とか評される言動の意味が理解できる。
彼は愛国者であり、フィリピン国民の思いを代表しているだけだ。

フィリピンは1565年-1898年にスペインの植民地とされ
その後1898年-1946年にはアメリカ合衆国の植民地とされた。
この年譜を見ると、アメリカがスペインから奪ったのだなと分かるが
実はこの時アメリカはスペインからの独立を餌にフィリピン人を利用して
フィリピン独立運動を起こさせた。

そしてスペインが敗退し1898年12月10日にアメリカとパリ講和条約を締結。
スペインはアメリカにフィリピンの領有権を約2000万ドルで譲渡。
アメリカ大統領ウィリアム・マッキンリーは
「フィリピン群諸島は合衆国の自由なる旗のもとに置かれなければならない」
とする声明を発表したというのだ。

独立を支援してくれていると思ったアメリカの裏切りに
フィリピン人は激しく抵抗する(米比戦争)が、
女性や子供も含む一般人までが殺され、制圧されてしまった。
フィリピン人に対する残虐きわまりない拷問が多くなされたという記録もある。
「米比戦争には12万人のアメリカ兵が投入され、
4500人のアメリカ兵の戦死者と20万人の一般のフィリピン人の死亡者を出した。」
とされる。

1900年当時のフィリピンにおいて
女子供も無差別に殺すアメリカの精神性が遺憾なく発揮されたであろうことは
米国大陸の先住民への扱いや
後の日本への都市爆撃そして原爆投下から十分に推察できる。
アメリカ人のみならず欧米白人達は
有色人種を人間とはみなしていなかったし、
今現在もその差別意識は潜在的(人によっては顕在的)に残っている。
それが高圧的な「人権の押しつけ」を生んでいるのではないだろうか。

ドゥテルテ大統領が
「あんたらに人権とか言われたくない(怒)。」
と反発するのは当然だ。
僅か100年前に、自分達の先祖は動物扱いされ殺されまくったのだ。
しかもフィリピン国民はドゥテルテ大統領を圧倒的に支持している。
麻薬の撲滅という喫緊の課題を解決するためにはそれしかないと分かっているからで
つまりは国際社会による内政干渉に当たる。
離日前に
「アメリカは我々を犬のようにあつかう」と言ったことも
何の底意もなく不思議でもない。

中国に対してであるが
フィリピンに限らず東南アジア諸国では
昔からチャイナ系の人々が華僑として広く深く社会に存在する。
チャイニーズの気質や性行は熟知しているわけで
ドゥテルテ大統領もそれを踏まえて強かにチャイナと向き合っている。

訪日に先立って訪中したことについては
駐フィリピンの中国大使がストーカーのごとくドゥテルテ大統領を追いかけ
「何とか訪日前に北京に来てちょうだい~」と懇願したのだそうだ(大高未貴さん情報)。

アメリカの裏切りと植民地支配を経験したフィリピンでは
そのアメリカをあっという間に撃退した日本への信頼と親しみが
ほとんどの国民に共有されている。
日本人が思う以上に親日国であり、その代表的人物が
ドゥテルテ大統領その人というわけ。

地上波テレビでのドゥテルテ大統領に関する論評は
余りにも的外れなものが多くて
ここで述べたようなごく簡単な歴史すら知らないことを露呈している。
「それで金を稼いでいるんなら、ちょっとは勉強しろ」
と文句の一つも言いたくなる。

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