武田節

12月23日スキー場からの帰りに聴いた武田節。

最後の「たけ~だ~ぶ~し~」以外は詩もメロディーも知らなかった。


戦に出かける男達の歌だ。
熱く潔く、家族と故郷を守るために出陣する覚悟が伝わる。

2番の
「祖霊(それい)まします この山河 敵にふませて なるものか」
は祖国愛であり国を守る心意気だ。

大東亜戦争を戦った先人達も、きっと同じ思いだったのだろう。
そう思ったらジーンときてしまった。

「人は石垣 人は城 情けは味方 仇(あだ)は敵」
は武田信玄公の思想から引いたもので、
「戦いに必要なのは堅固な城や石垣ではなく、
志を同じくし、能力ある人の力である。
人を育て大切にすることが最重要である。
また、情けをもって接すれば、
こちらの気持ちは相手の心に届き、味方となる。
逆に相手に恨まれるようなことをすれば、
いずれその害は自分に返ってくる。」
といった意味だそうだ。

この歌には日本人の精神性が見事に表現されていると思う。

50年前にミリオンセラーとなったということは
当時の人々はこの歌に共感し感動したということだ。
今でも山梨県では県歌的に歌い継がれているらしいが
広く一般に歌われることはないし、知られてもいない。

でも、本当に良い歌だ。

「武田節」
米山愛紫作詞・明本京静作曲/1961年

甲斐の山々 陽に映えて
われ出陣に うれいなし
おのおの馬は 飼いたるや
妻子(つまこ)につつが あらざるや
あらざるや

祖霊(それい)まします この山河
敵にふませて なるものか
人は石垣 人は城
情けは味方 仇(あだ)は敵
仇は敵

《詩吟》
疾如風(ときことかぜのごとく)
徐如林(しずかなることはやしのごとく)
侵掠如火(しんりゃくすることひのごとく)
不動如山(うごかざることやまのごとし)

つつじケ崎の 月さやか
うたげを尽くせ 明日よりは
おのおの京を めざしつつ
雲と興(おこ)れや 武田節
武田節


歌詞の最後の「武田節」が「武田武士」となっているサイトも多く
どちらが正しいのか、確かめきれなかった。
詩の意味から私は「武田節」だろうと思う。

なお、夫はCDを持っているので歌詞カードが有るはずなのだが
どこかに埋もれて見当たらないそうだ(汗)。

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